ザイフ取引所は様々な種類の通貨の取引が行えることでも知られています。
この記事では、ザイフで指値取引をする場合のやりかたを解説していこうと思います。
zaifには指値注文がある!そもそも指値注文とは?
指値注文とはどんな注文方法なのでしょうか?
値を指すと書くように、売るときや買う時の値段を設定して注文を出す方法です。
たとえば「ビットコインが1BTC=120万円になったら10BTC売る」とか「リップルが80円まで下がったら100XRPかう」という注文を出すことを指値注文と呼びます。
株式やFXの取引でよく用いられており、現在では仮想通貨取引所でも徐々に用いられているようになってきました。
指値注文を利用すれば、自分が思った値段で取引ができるため予想外の損失を出すということもありません。
この指値注文と反対の意味で使われるのが「成り行き注文」という方法です。
こちらも読んで字のごとくその時のチャートの価格で、銘柄の数量だけ規模をだす注文方法です。
たとえば値段と関係なく、ビットコインを10BTC購入するということだけ注文を出して売買するということですね。
取引注文を出したそのときの、1番低い値段のコインの売り注文に反応してその場ですぐに売買注文が成立します。
反対に売り注文では、そのとき最も高い値段で出されている買い注文に対してすぐに注文が成立するようになっています。
指値注文はどのような場合に使用する?
さてそんな指値注文は一体どういった場合に使うのでしょうか?
自分が買いたい銘柄の値段をあらかじめ設定しておけばいいのでずっとチャートを見ている必要がなく、副業的に仮想通貨取引をしている人、他の投資と並行してやっている人などが多く利用していることが多いです。
仮想通貨は他の金融商品と違い、24時間365日取引できてチャートも常に変動します。
自分が家にいなかったり、夜間にコインの値段が変化しそうだな〜と思った時などに使えますよ。
他にも株やFXと並行して取引をしている人、仮想通貨だけでも複数の取引所を利用しているアービトラージ取引にも対応できます。
指値注文の中には逆指値注文/IOC指値/寄指(よりさし)/引指(ひけさし)/不成(ふなり)/指成(さしなり)注文など細分化した取引注文があり、少ないながらも利用できる仮想通貨取引所もありますよ。
指値注文の流れを解説
さて、それでは実際に指値注文を利用する時の流れを確認してみましょう!
この記事ではビットコインを指値注文で買うためのステップを解説いたします。
他の通貨で取引する場合は手数料などが異なることもあるのでお気をつけ下さいね。
トップページの「取引」を選択すると、デフォルトで通貨ペアが「BTC/JPY」に選択された取引画面が表示されると思います。
今回はビットコインを購入するのでそのままで大丈夫ですが、アルトコインを購入する場合は通貨ペアをクリックすれば他のコインが選べますよ。
チャートの右隣にある注文画面の「指値」ボタンをクリックして、ビットコインがここまで下がったら買いたいと思う値段を入力して、買う数量を打ち込みます。
お得に買いたいからといって、あまり低い値段にすると中々購入できなかったりもするので、同じ画面に表示されているチャートや取引履歴、注文版などを確認して値段を決めましょう。
注文画面に入力した内容に間違いがなければ、1番下の「注文」ボタンをクリックして完了です。
ちょっと小さな文字で見にくいのですが、「使用残高」という文字をクリックすればアカウントに入金した日本円の何%が利用できるのか?ということが確認できますよ。
指値注文の手数料とキャンセルの仕方
指値注文を利用した場合、手数料はかかるのでしょうか?
ザイフでは指値注文は現物取引と分類されるため、取引にかかる手数料も現物取引のものが適用されます。
ザイフでビットコインを現物取引する場合の手数料は-0.01%です。
支払う手数料でマイナスってどういうこと?と思ってしまいますが、実はこれ取引するたびザイフからビットコインをもらえるということなんです。
金額にするととても微々たるものではあるのですが、取引を重ねるたびに地味にのしかかってくるのが手数料の存在。
それがかからないどころかコインがもらえるのは、ユーザーにとってはかなり嬉しいことですよね。
取引手数料はmaker/Takerかビットコイン/アルトコインかによっても変わってくるので、調べてから注文をするとスムーズですよ。
もしも一度出した注文をキャンセルしたい場合や、間違った内容で注文を出してしまった時はページ上部のメニューバーにある「注文一覧」を利用しましょう。
このメニューからは、過去に出した注文の状況がいつでも確認・キャンセルができるので安心して取引ができます。
いつも成り行き注文しかしてこなかったというひとでも、簡単に利用できる注文方法です。