QUOINEXの登録方法と使い方。ビットコイン取引所の手数料比較

アジアでも注目されている仮想通貨取引所のQUOINEX(コインエクスチェンジ)。
しかしまだ国内での知名度は高いとは言えず、利用してみたいけど躊躇しているひとも多いのでは?
そこで今回の記事で、コインエクスチェンジがどんな取引所なのかや、気になる登録方法などについて解説したいと思います。

海外取引所を使用するにもビットコインで購入する必要があります。

初心者にも分かりやすい私がおすすめするビットコインの取引所は以下からどうぞ

QUOINEXの登録は以下からどうぞ

QUOINEX(コインエクスチェンジ)とは?

そもそもQUOINEX(コインエクスチェンジ)は、2014年にシンガポールで設立された取引所なんです。
その後2016年に本社を東京に移してからも、アジア圏を中心に仮想通貨取引などのサービスを展開しています。アメリカドル・日本円・シンガポールドル・ユーロなどでの入金を受け付けています。

会社の規模を図る目安の資本金は20億円とビットフライヤーに次いで2位をつけており、金融庁からも正式に認可されているので、安心して取引を行いたい人に向いています。
ビットコインの取引高も国内4位とトップクラスのため、常に活発な動きのある取引をしたい方にもおすすめです。

さらに特筆したいのがセキュリティの高さです。
コインエクスチェンジはログイン時と送金時に2段階認証が設定でき、不正ログインやハッキングへのリスクの大幅削減を実現しました。
そのうえネットワークにつなげないコールドウォレットや複雑化したマルチシグネチャウォレットを導入し、通貨自体が盗まれないように手厚く保護しています。

2017年11月からは、サービスの拡充を目的に日本で2番目の大型ICOを展開し、QASH(キャッシュ)というトークンを販売しました。
このQASHはLIQUIDプラットフォームというシステムで使える通貨で、世界中の仮想通貨取引所の情報がまとめてみることができるため日本国内外の取引所での取引が可能になります。
これはマイナーな法定通貨でも簡単に仮想通貨取引ができるようになると見られ、多くの国に住むひとがより取引をしやすくすることを目的に開発したそうです。
かなり画期的な発明なので、今後さらなるシェア拡大が予測されますね。

QUOINEXの登録方法

まずはコインエクスチェンジ公式サイトのトップにアクセスすると、新規登録画面が表示されます。
国を選択し、口座種別・メールアドレス・パスワード・名前・個人情報などを入力します。

アメリカに住んでいる人や、アメリカでの納税義務がある人は利用できないため注意してください。
他の取引所と比較すると、結構細かい部分まで記載する必要があり、しっかりとした取引ができそうですね。
すべて入力したら最下部にある「次へ」というボタンをクリックします。

その後、コインエクスチェンジから送られてきたメールに記載されているURLを開けば口座情報の登録が完了します。
ログイン画面に切り替わるので、再度ログインして利用開始しましょう。

本人確認のやり方と二段階認証について

口座開設のための登録が終わったら、身分証を提出して本人確認を行いましょう。
ログインしたホーム画面の「プロフィール&口座開設状況」をクリックしたら、画像ファイルをアップロードするための画面が表示されます。

パスポート・免許証・住民基本台帳カード等の証明書をスマホで撮影するか、スキャンした画像をアップロードします。
※このとき画像が2枚以上になる場合は、1つのフォルダに入れてzipで圧縮してからアップロードしてください。

本人確認書類の審査には1~2営業日必要です。急いで取引したい場合などは、早めに登録しておくといいでしょう。

本人確認がすんだら、2段階認証を行います。
コインエクスチェンジはグーグルのアプリを推奨しているため、アンドロイドの人はGoogle 認証システムを、アイフォンを使っている人はGoogle Authenticatorをダウンロードしておきます。

Google 認証システム

アイフォン版Google Authenticator

メニューバーの「設定」の下にある「2段階認証」のページにアクセスし、「2段階認証を有効にする」をクリックします。
その後QRコードが表示されるので、上記の専用アプリを起動して読み込みます。
アプリの画面に6桁の数字が出てきたら、ブラウザの手順2の空欄に数字を入力します。
認証用の数字に間違いがなければ再び「2段階認証を有効にする」をクリックして認証完了です。

二段階認証を行うにあたっての注意点

セキュリティを確保するにあたって絶対にしておかなければならない二段階認証ですが、注意しておくべき点が2つあります。
まずはスマホを紛失したときの対策です。
認証用のコードが表示されたときには一緒に秘密鍵も表示されることがあるかと思いますが、こちらもメモして管理しておきましょう。
さらに携帯を複数台もっている人や、タブレットと併用している人はすべての携帯端末で認証をしておくと、1台なくしても対処できるのでおすすめです。
そのほかにもGoogleの公式ページには、アカウント復旧フォームの利用・バックアップオプション・ボイスメールと音声通話の利用を進めています。

不足の事態に備えたバックアップオプションは、設定用のサイトから確認することができます。
2段階認証プロセスの確認コードページの一番下に、バックアップコードのカテゴリがあるので、「印刷またはダウンロード」をクリックしてオフラインで保管しておくことをおすすめします。
出張などで電話番号を使ったSMSでコード受け取りができない時にも便利ですよ。

QUOINEX入金するにはどうすればいい?

コインエクスチェンジは、銀行振込・クイック入金の2つの方法が利用できます。

・銀行振込

コインエクスチェンジでは入出金に銀行口座を利用する前に、確認書類画像を取引所に提出する必要があります。
といっても通帳の表紙(銀行と支店名、名前、口座番号が分かるもの)の写メをとってアップロードすればいいだけなので、それほど手間はかかりません。

ログインしたトップページから「入出金」をクリックし、JPY(日本円)を選択し銀行振り込みの欄から「銀行口座を設定する」というボタンを押して設定ページへ移動します。
各種入力欄で口座情報を入力し、最後に「ファイルを選択」から通帳の画像をアップロードすればセット完了です。
※口座情報を入力する際に「SWIFTもしくは銀行コード」という欄がありますが、国内でのやりとりには必要のない情報なので、「なし」と記載して大丈夫です。

設定が完了したら実際に入金を行いましょう。
「銀行振込」を選択したら、振込を行う口座を選び任意の金額を入力して「送信」を押すと、入金先の口座情報が表示されます。
反映には1営業日かかります。

・クイック入金

365日24時間いつでも入金できて、反映時間も2-3時間と早いクイック入金はスピーディな取引をしたい人におすすめです。
コンビニ支払いとネットバンキング利用の2通りから選べます。

対応機関と入金上限額は以下の表のとおりです。

入金方法 対応機関 限度額
コンビニ入金 ファミリーマート

ローソン

サークルKサンクス

ミニストップ

セイコーマート

5万円
ネットバンキング入金 住信SBIネット銀行

ジャパンネット銀行

楽天銀行

りそな銀行

三井住友銀行 他

100万円

コインエクスチェンジは金融機関指定の振り込み手数料以外は入金手数料が必要ないので、入金上限額が大きく自宅のパソコンからすぐ入金できるネットバンキングを利用するのがおすすめです。
特に住信SBIネット銀行・楽天銀行は他の取引所でも対応している場合が多いため、仮想通貨取引を始める際には口座開設しているといいかもしれません。

コインエクスチェンジの出金方法も完全解説

口座に出金したいときは、まず「入出金」ページの「出金」タスクから使用する口座を選択します。
出金したい金額を任意で入力します。コインエクスチェンジでは最低出金金額が1,500円に定められているのでそれ以上の金額を指定しましょう。
2段階認証コードを入力して「送信」ボタンを押せば申請完了です。
反映には3営業日ほどかかるのが目安ですが営業日や金融機関によって異なりますので、余裕を持って申し込みを行うとスムーズですよ。

出金する場合には金額にかかわらず手数料一律500円かかります。
1ヶ月の最大出金量は300,000USD(日本円にして約3,400万円)に設定されています。
個人投資の場合は問題なく利用できるとは思いますが、もしも上限を超える場合はコインエクスチェンジのサポートに連絡するといいでしょう。

コインエクスチェンジは他の取引所と比べると手数料が高いってほんと?

コインクスチェンジにはなぜか手数料が高いというイメージがありますが、それは通貨別に設定されているからです。
しかし日本在住の人が日本円でビットコインを売買する場合には手数料はかかりません。
なので、日本円でビットコインの現物取引をするケースには、余計なコストがかかりにくくなっています。
そのため仮想通貨取引を始めたばかりの人でも取引しやすい工夫がされているんですよ。
スプレッドも他の取引所と比べても小さい上に、操作画面も高機能なので幅広いレベルの人に対応できる珍しい取引所です。
アメリカドルなど他の通貨で取引する場合はこの限りではありません。通貨ごとに手数料の割合が定められているので、自分が利用したい通貨があれば公式サイトから確認しましょう。

レバレッジ手数料という、所有する金額より大きな額での取引ができる方法も利用できます。
個人の場合は最大で25倍、法人アカウントは50倍までレバレッジがかけられます。
大きな利益を得られるチャンスでもありますが、倍率に比例して損失も大きくなるかもしれないので情報収集をしてから望みましょう。
毎日午前7時区切りで1日あたり0.05%の手数料がかかります。
これは他の取引手数料と比較したら高いのでしょうか?

取引所 ビットコイン アルトコイン 信用・FX
QUOINEX 0% 0.25% 0.05%
コインチェック 0% 0% 0.04%
ビットフライヤー 0.01から0.15% 0.2% 0.04%
GMOコイン 0% 0% 0.05%

この表では人気の大手取引所と比べてみましたが、そこまで高いという印象はないですね。
特にコインエクスチェンジは取引所としての機能に特化しており、先述したようにスプレッドが小さく、仮想通貨の送金手数料が0%というメリットもあるので安定した取引が可能ですよ。

扱ってるコインはビットコイン以外のアルトコインは何がある?


現在取り扱っている通貨の種類は3種類。

・ビットコイン
・イーサリアム
・ビットコインキャッシュ

その他に先ほども触れたコインエクスチェンジ発行のトークンのQASH
このようにコインエクスチェンジはビットコイン取引に特化した取引所なので、アルトコインを複数所有して通貨取引をしたい人には少し物足りないかもしれません。
また、当然ながらスプレッドにも通貨ごとに差があり、ビットコイン・イーサリアムは安定して少なめ。比較的流動性の低いビットコインキャッシュはスプレッドが大きい傾向にあるようです。

しかしQASHのICOが行われたことによって、取引所間の情報を一元的に管理できるようになりました。
これにより先進国だけでなく、自国通貨の不安定な新興国へも平等に金融サービスを提供できるようになります。
コインエクスチェンジ以外ではBitfinexにもQASHが上場しているため、今後世界的に利用されるのではと見られています。

今回ご紹介したようにコインエクスチェンジは、さまざまな独自の機能を兼ね備えた取引所なのです。

それだけではなくアカウント登録や入出金時の手続きを考えても、セキュリティ面も考慮されているため利用者の安全を考えているのもうれしいですよね。

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