■FSCCフィスココインとは?
フィスココイン(FSCC)とは、金融情報配信サービスを提供する株式会社フィスコが発行する独自トークン(通貨)です。
これが生まれたきっかけは、トークン(仮想通貨)によってトークンエコノミー(仮想通貨経済圏)を構成していこうという事で、これにより円やドル等の通貨に介さなくても様々なものやサービスをやり取りできるようにしていくのが狙いです。
このトークンはカウンターパーティーで作られたもので、株式会社フィスコにより独自に発行されてはいるものの、基本的にビットコインと同じくブロックチェーン上で発行されます。
つまりビットコインと違って発行元(株式会社フィスコ)が存在してはいるものの、取引データを消されたり改ざんされたりするような事がなく、相互監視の仕組みで安全性も保障されていると言うビットコインの優れた機能がこのコインにも継承されている訳です。
フイスコのような草コインが世界で一番多いのはBINANCEです。
BNBは発行当時からずっと上がりっぱなしなんで購入するならBNBの方がいいでしょう。
もちろん草コインも購入出来るbinanceで取引を開始しましょう。
手数料が一番安いのはFTXです。
手数料5%割引で取引可能です。
■フィスココインのチャートから見る今後の価格予想
フィスココインのこれまでのチャートを見てみると2017年の6月あたりまでは10円近くでずっと推移していましたが、それから価格が高騰して7月にピークを迎えています。
このように価格が上がったのは、7月半ばに発行主である株式会社フィスコが「フィスココインの追加発行をロックする」という内容の発表をしたことが、有力な原因として挙げられています。
追加発行がロックされれば発行量がそれ以上増えることがないので、このコインの一定の価値は保証され、価格が大きく暴落するという事も考えにくくなります。
7月中旬のピークを過ぎてからは、再び落ち着いて1FSCC=36円辺りで推移し続けていますが、今後また新たな有益な発表があれば再び急騰するような値動きを見せてくるかもしれません。
フィスココインは仮想通貨の中ではまだ比較的かなり安いので買いやすく、この先起きるであろう良いニュースやイベントに備えて保有しておけば、その分期待できる部分も少なからずあるのではないでしょうか。
■フィスココインの発行部数はどのくらい?
発行元の株式会社フィスコは、フィスココインの発行上限を500000000FSCCでロックするという発表を7月に行いました。
これによりコインの最大供給量が決められたことから、無限に発行されてコインの価値がなくなってしまうのではないかという懸念要素もなくなり、このようなこともあってか結果的にフィスココインの価格が急上昇する事になりました。
■フィスココインの下落材料にはどのような事がある?
フィスココインはビットコインのように非中央集権というわけではなく、通貨の発行元・管理元として株式会社フィスコが存在しており中央集権的になります。
つまりこのコインの価値や信頼性といったものは、発行元であるフィスコグループによってその影響を直接的に受けてしまいます。
フィスコグループが順調に発展していけば問題はありませんが、万が一業績が傾くような事になってしまえば当然フィスココインの価値も下がります。
また発行枚数が制限されていることにより、ある程度の価値は保証されますが、流通量が少なくなると取引量も増えにくくなるので、そうしたことも懸念材料になりえます。
更に今のところ他の仮想通貨のように利用の用途にあまり汎用性がなく、他の仮想通貨の進展具合によっては暗雲が立ち込めるという事にもなりかねません。
■フィスココインは何処の取引所で購入する事が可能なの?
フィスココインは現在大手取引所である「zaif(ザイフ)」と、株式会社フィスコ自体が運営している「フィスコ仮想通貨取引所」でも購入することができます。
ザイフとフィスコ仮想通貨取引所の主な違いは、取り扱い通貨の種類ではザイフの方が多く、手数料の点でもザイフは逆にもらえる分こちらの方がお得だったりします。
したがってフィスココインを購入する際は、基本的にザイフでの購入がおすすめです。
ザイフは仮想通貨とトークンが買える取引所!そのメリットとデメリット?
万が一フィスココインの価格が暴落してしまうというような状況を想定し、ザイフの方で売りたくても売れないような場合に備えるのであれば、事前にフィスコ仮想通貨取引所でもフィスココインを購入しておくのもありかと思います。
購入方法としてはいずれもメールアドレスを送ってアカウント作成をし、本人確認を行ってから日本円を入金して購入するという手順になります。
本人確認は必要事項(個人情報)の記入とSMSによる携帯電話認証、そして運転免許証などの身分証明証の写真をアップロードするだけでできます。
以下はこの2つの取引所の細かな特徴になります。
●zaif(ザイフ)
取り扱い通貨:フィスココイン・ビットコイン・ビットコインキャッシュ・イーサリアム・ネム・モナコイン・ZAIFトークン・カウンターパーティー・ビットクリスタルズ・ストレージコインエックス・ペペキャッシュなど
手数料:-0.01%~0.05%(マイナスなのでもらえる)
日本円出金手数料:350円(50万円未満)、756円(50万円以上)
ビットコイン出金手数料:0.0005BTC
●フィスコ仮想通貨取引所
取り扱い通貨:フィスココイン・ビットコイン・ビットコインキャッシュ・モナコイン
手数料:0%
日本円出金手数料:350円(50万円未満)、756円(50万円以上)
ビットコイン出金手数料:0.0005BTC
■フィスココインの使用用途はどのようなものがある?将来性を検証
- ●フィスココインの使用用途について
現在ではフィスココインを通して全てのフィスコグループのサービスを利用できるようになっています。
フィスコグループはフィスコ以外にカイカグループ、ネクスグループと3つあり、それぞれでまた違った形のサービスを提供しています。
いずれもそれぞれのコインでしか支払えないという事はなく、ビットコインと3種類のフィスコグループのコインで決済可能です。
- ▼フィスコグループ(フィスココイン)
フィスコグループは主に投資に役立つ情報を提供しています。
中にはフィスココインでしか買えない特別レポートも取り扱われていたりします。
- ▼カイカグループ(カイカコイン)
トークンを支払うことによって各種セミナーやカンファレンスに参加することができます。
- ▼ネクスグループ(ネクスココイン)
IT技術を使って栽培された野菜や野菜ジュースなどをトークンで買うことができます。
●フィスココインの将来性について
フィスココインの使い道としては、投資に役立つ情報や各種セミナーやカンファレンスの参加、IT技術を使って栽培された野菜の購入などがありますが、現時点ではあまり汎用性がなく利用用途が限られています。
ただし今後こうしたサービスが充実したり拡大していったりしてより良いものになっていけば、その分利用価値も上がる事から将来的にも期待できるでしょう。
また株式会社フィスコは「フィスコ仮想通貨取引所」という取引所を運営しています。
今後このフィスコ株式会社が運営するフィスコ仮想通貨取引所で取り扱われる仮想通貨が増えたり、会社が掲げる「仮想通貨に関するあらゆるサービスをワンストップで提供する」といったビジョンが上手く実現されれば、フィスコグループが更に発展する見込みも大いに考えられます。
そうなればフィスココインの価値も上がるでしょう。
なのでフィスココインに投資する際は、仮想通貨全体の動きやフィスココインの価値に直接的に影響を及ぼすフィスコグループの動向も追っていきたいところです。