イーサリアムETHをビットフライヤーで取引する事によるメリット

イーサリアムはビットフライヤーでも取り扱いが行われている

執筆時点である2018年1月24日において、ビットコインに次ぐ実に11,5兆円もの時価総額を誇るのが、イーサリアムという仮想通貨です。
通貨単位は「ETH」で、国内最大手の取引所である「ビットフライヤー」では、2017年5月からETHの販売所を開設し、その提供を始めています。

そこで今回は、イーサリアムの現状を少しだけ紹介した後、ビットフライヤーにおける取引手数料が他の取引所と比較してどうなのかや、送金・入出金する方法をまとめ、その利用によってメリットは発生するのかについて、詳しくリサーチをしたいと思います。

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イーサリアムは今どう値動きしているの?

新年早々となる1月13日に、1ETHあたり1,430USドル(日本円で約15万8,700円)という、過去最高値を記録したイーサリアムですが、他のアルトコイン同様ビットコインの大暴落と呼応するように、4日後には800USドル弱と全盛時の56%にまで価格が急落し、ユーザーを心配させました。

ただ執筆時点では、それも1,100USドルが見えてくる価格まで持ち直し、BTCの回復幅である約121%を超える約137%の急回復を見せるなど、少々市場が安定してきました。

イーサリアムの取引手数料はビットフライヤーと他の取引所を比較するとどのくらい違う?

ビットフライヤーにおけるイーサリアム取引は、

1、「販売所」としての購入
2、「取引所」としてFX現物取引ができる、ビットフライヤー・ライトニングの利用

の2パターンあり、それぞれ手数料が変わってきます。
まず、取引所での購入・売却では、目に見える手数料は存在しませんが、中間マージンが発生するため執筆時点では、
イーサリアムの取引所と販売所の手数料
上記で示したように、購入と売却に「7,676円」の価格差が発生し、これが取引所でいう所の手数料に相当します。
一方、FX現物取引ができるライトニングの場合、0,2%の売買手数料が発生しますが、取引量の500分の1に相当するため、約383万円までの取引でであれば、ライトニングを利用したほうが、お得だという計算になります。

また、国内でイーサリアムを購入できる取引所と言えば、

 コインチェック・・・2017年5-8月期において、国内での月間BTC現物取引高NO,1を記録した、ビットフライヤーと並ぶ大手取引所。
 ビットバンクcc・・・GMOインターネット(株)常務取締役や、(株)ガーラ代表取締役を歴任し、アルトコイン関連の書籍などの関週で有名な、廣末紀之氏がCEOを務める2014年設立の取引所。
 ビットポイント・・・設立は2016年3月と歴史は浅いものの、EAと呼ばれる自動売買プログラムを自作することで、ルールに沿った自動売買が可能な高性能トレードシステム、「MT4」の採用で話題になった。
 みんなのビットコイン・・・「みんなのFX」でおなじみのトレイダーズ証券を有するトレイダーズホールディングスが、仮想通貨取引事業の運営を目的として、2017年3月から取引開始された、そのセキュリティーの堅牢さが人気の新鋭取引所。

などが挙げられます。
このうち、コインチェックのみがビットフライヤーと同じ販売所としての機能を有しており、そのETH取引画面を見てみると、
イーサリアム販売所購入画面
イーサリアム販売所売却の価格差
ご覧の通りコインチェックでは、売買価格に「7,450円」の差が生じています。
ということは、「販売所」としての利用であるならば、コインチェックの方が若干安くETH購入できるということになります。

ただし現時点でコインチェックは、「イーサリアム販売所」としての機能しか実装していないため、FX現物取引でよりお得にETHを購入・売却することはできません。

一方、その他の取引所は「ETH販売所」としての機能は有しておらず、手軽さで言えば少々ビットフライヤーの方に軍配が上がります。
とはいえ、

取引所名 手数料 取引ペア
ビットバンクcc メイカ―0,05%、テイカー0,25% ETH/BTC
ビットポイント 無料 ETH/JPY
みんなのビットコイン 無料 ETH/JPY、ETH/BTC

上表のように手数料が無料だったり、取引方法・ペアによってはビットフライヤーの手数料より安いところも多いので、仮想通貨の取引に慣れたヘビーユーザーであれば、自分の取引量や利用・投資への方針、所有するBTCの額などに合わせ、最も合う所をチョイスするといいでしょう。

なお、USドル建てやBTC建てでのETH取引が可能な、「バイナンス」に代表される海外取引所も数多くあります。

中国の仮想通貨取引所Binance (バイナンス)の口座開設方法と登録方法

しかし、為替相場やFXに不慣れなユーザには口座の開設やチャートのチェック、ETHの送金や入出金などが大変なので、新規ユーザーは上記で紹介した国内取引所から、スタートした方が良いと私は考えています。

イーサリアムをビットフライヤーから送金・出金する方法と入金する方法

イーサリアムをビットフライヤーから、他の取引所やウォレットへ送金・入金することやその入金(預入)、並びにをするのはいたって簡単。
ログインするとすぐに確認できる、左側のサイドバーの「入出金」を選択、
イーサリアム入出金
すると、上記のような項目が現れるので、送金・出金の場合は「ETHご送付」を選択し、送金する単位と送金先のアドレスを入力。
入金の場合は、「ETHお預入」を選択し、設定してビットフライヤー上でのイーサリアム管理用アドレスに、元の取引所・ウォレットから送付手続きすれば完了です。

ちなみに、ビットフライヤーのウォレットから、別の仮想通貨取引所のウォレットに出金する際の手数料は「0.01ETH」で、これは国内取引所であれば、ほぼ同額の設定になっています。

ビットフライヤーはイーサリアムを取引するのに他の取引所以上に充実しているといえる?

ここまでリサーチしてきた結論を述べると、ビットコインとともに知名度も価値も高いイーサリアムに興味を抱き、手軽に購入・保持をしたいのであれば、ビットフライヤーに現在備わっている販売所機能で、何ら不便さを感じることはないでしょう。

また、より高い取引利益を望める「FX取引」も可能であることから、中・上級者にとってもビットフライヤーは、その利用価値が高いとも考えています。

ただし、FX取引となるビットフライヤー・ライトニングの手数料は、決して他の取引所と比べて安いとはいえず、BTC建てでしか取引できないことを加味すると、一概に他の取引所より突出して機能的に充実しているとは言えないと、私は考えています。

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