仮想通貨が広まるにつれ、より高度な取引をしたいという人も多くいるのではないでしょうか?
しかし国内の取引所では制限があるのが現状ですよね。
そこで今回は高い倍率のレバレッジをかけられるbitmaxについてご紹介したいと思います。
bitmexで取引を開始しましょう。
bitmexとは?仮想通貨のFXをしたい方におすすめの取引所
そもそもbitmexとは、2014年に開設された仮想通貨信用取引所です。
信用取引とは投資で使われる手法のひとつで、証券会社などから取引のための資本を借り入れることで、自分が持っている資金よりも大きな金額で取引ができる手法のことをいいます。
マージンと呼んだりすることもありますが仮想通貨取引においては、レバレッジ取引と呼ばれることも多くあります。
Bitmexはそんな信用取引をメインで行っている取引所として知られています。
しばしば香港の取引所だと紹介されることもありますが、厳密には間違いで運営元の会社は香港のHDRグローバルトレーディング社が担っているものの本拠地はセーシェルに構えています。
セーシェルは英連邦の加盟国で、税率の低いタックスヘイブンのため国内外から多くの企業を誘致することに成功しています。
世界全体を見るとハイレバレッジを掛けられるところもあるようですが、その中でもBitmexは使いやすさと安全性に優れている上に、業務実態が比較的明確にされているとして人気なんです。年間の取引高は300億円を超えるほどなんだとか!
レバレッジは最大100倍と定められており、国内の取引所で多い5倍と比較するとものすごい倍率になりますよね。
日本では最大でもレバレッジは25倍までなので、さらに高い倍率をかけた取引をしたい人は海外の取引所を利用するしかありません。
次の項からは、さらに細かくビットメックスについてお伝えしたいと思います。
bitmexは日本語で見る事は出来る?
海外の取引所を利用する時に気になるのが言葉の壁ですよね。
取引には専門用語なども頻出するため、すぐにわからないと時間がかかってしまうということも。
これまでbitmexも英語のみの対応で、利用の際には翻訳サービスなどを使わなければいけないなど不便な点もありましたがなんと2017年11月から日本語対応がスタートしました!
設定方法は簡単で、ページ上部にある国旗のマークをクリックして日本語を選択するだけでOK。
言葉が分かると取引がしやすくなるだけでなく、取引所自体の姿勢を知ることができるのが嬉しいですよね。
対応言語は他にも、英語・ロシア語・韓国語・中国語に増えて仮想通貨取引が活発な国のユーザーが多く誘致できそうです。
簡単に機械的に翻訳しただけという感じはせず、取引所の概要からセキュリティまで詳しく日本語で記載してくれるのも嬉しい。
実際に登録する前にどんな会社かを知ることができると安心しますよね。
bitmexの登録方法はどうすればいい?
登録してみたくなってきたな、という人に朗報です。
Bitmexは面倒な本人確認などは一切必要ないからです。
1.公式サイトにアクセスして・メールアドレス・パスワード・国・名前を入力する。
※この時ロボットではないことを証明する欄にチェックする必要があります。
2.bitmexから送られてきた認証メールにある「verify Me Email」という青いボタンをクリック。
これでメールアドレスが正しいという証明が完了し、アカウント開設が完了します。
その後は任意で2段階認証を設定することもできますが、安全性を高めるために早めに設定しておきましょう。
設定方法は「アカウント」ページの中の「マイアカウント」という文字をクリックして表示されるページで行います。
下の部分までスクロールしていくとセキュリティに関する所が表示されるため、2段階認証を設定するという欄からGoogleAuthenticatorかYibikeyを選択して進めていきます。
ここでは前者のGoogle認証システムを例にして説明します。
認証方法を選択したら確認用のQRコードが表示されるので、認証アプリを起動してQRコードを読み取りましょう。
アプリに表示された6桁の数字を入力して、設定完了です。
ログアウトされるので再度メールアドレス、パスワード、認証コードを入力してログインしましょう。
アカウントが登録できたら、実際にコインを入金しましょう。
ログインしたトップ画面の上部に表示されているメニューバーから「アカウント」を選択し、「入金」と書いてある緑のボタンを押しましょう。
そうすると送金先となるウォレットアドレスとQRコードが表示されるので、好きな方を選んで国内の取引所などのアカウントからビットコインを送りましょう。
最小入金金額は0.0001BTCと定められています。
日本の取引所も同じところが多いですね。
bitmexの手数料は安い?gmoコインなどのほかの取引所と比較
取引所を選ぶときに重要なポイントが手数料ではないでしょうか?
そこで他の信用取引ができる取引と手数料がどれほど違うのか比較してみました。
取引所 | Maker手数料 | Taker手数料 | 最大レバレッジ |
Bitmex | -0.0025% | 0.0075% | 100倍 |
GMOコイン | – | – | 25倍 |
zaif | -0.05% | -0.01% | 7.77倍 |
bitFlyer | 0.15% | 0.15% | 15倍 |
※ザイフの手数料は期間限定で、今後変わる可能性があります。ご注意下さい。
※GMOコインは販売所でコインを買ってFX取引をするという方式のため、手数料を記載しませんでした。
こうして比較してみると、それぞれ特徴がありますね。
しかし最近人気の匿名通貨を取り扱っているのはこの中ではBitmexだけなので、これらの銘柄を取引したい人にはピッタリですね。
海外の取引所は出金出来るかどうかが怖い‥bitmex は出金できるの?
海外の取引所で取引する場合に心配なのは、取引で得た利益をちゃんと出金できるのかどうか?
という点が大きいと思います。
その点ビットメックスは日本語表示されているので、言葉がわからなくて出金手続きできない!なんてことはないので安心です。
方法は入金の時と似ていて、アカウントページから青い「出金」ボタンをクリックします。
表示されたページで送金先のアドレスと、送金する金額を入力します。
また、入力した金額によってビットコインネットワーク料金という手数料が自動的に割り出されます。
ネットワークが混雑しているときら高く設定されることが多いようです。
金額とアドレスに間違いがなければ1番下の「送信する」ボタンをクリックすれば取引所から確認のメールが送られてきます。
記載されているURLをクリックすれば手続きは完了です。
Birmexの場合だと、その都度送信を行うのではなく22時前後にその日申請されたものをまとめて手続きすることが多いようです。
早く出金したい場合は余裕を持って手続きするよう気をつけましょう。
bitmex のレバレッジはなんと100倍?追証はある?
Bitmexの信用取引は、1・2・3・5・10・25・50・100倍から選ぶことができます。
100倍というのはすごい倍率ですが、元手1万円で100万円分の通貨取引ができます。
タイミングがつかめれば、少ない金額で大きな利益を得るということも可能になるんですよ。
さらにbitmexではすでにポジションをセットした後からでもレバレッジの倍率を変えることができます。
少ない倍率でセットした後に高騰しそうな時は、倍率を上げることができますし、その逆で高いレバレッジをかけたけど思った流れと違うな…と感じた時は倍率を下げるということもできちゃいます。
倍率を設定しないで取引を行う場合は、クロスマージンという方法で取引されます。
クロスマージンの場合は常に最大の倍率、ビットメックスでは100倍に設定された状態で取引することとなります。
この場合、証拠金の維持率は口座全体の残高が対象になります。
つまり5BTCが口座にある状態で、1BTCだけポジションにセットしてクロスマージン取引を行なった時はセットしていない5BTCも証拠金として数えられます。
それとは逆に、倍率を自分で設定して行う取引のことは分離マージンと呼びます。
分離マージンで取引する場合、証拠金は最初にセットした金額だけが対象になります。
つまり1BTCをセットした場合だと、口座にいくらあってもセットされた1BTCが対象として計算されます。
どちらがいいかというのは一概には言いにくいですが、クロスマージンの場合はロスカットまでが長いメリットがある反面、含み損が大きくなるリスクがあります。
分離マージンの場合は、損益が少ないのが良いですが、早くロスカットされてタイミングが掴みにくいという面があります。
bitmexの場合、いづれにしても追証は支払う必要はありません。
追証がない場合、損失を出したらどうするの?
追証がないのはユーザーからするととても便利ですが、そうなると気になるのは損失が出た場合ですよね。
通常のFXでは、レバレッジをかけた分も損失として計上されるので利用者は損益を支払う義務が生じます。
しかしビットメックスはゼロカットという方法を採用しているため、損失が出た場合は自分がアカウントに入れた金額だけ支払えばいいんです。
利用者の資産を守ることが目的で、常に取引に使う分だけ送っていれば損失も最小限に抑えることができますよ。
bitmexのチャートは見やすい?
Bitmexは様々な金融商品の取引で使われているTrading Viewが導入されています。
チャートの表示方法も日本人が使いやすいロウソク足チャートなので、値動きの流れと取引量が同時に分かるというすぐれもの。
その他にも多様なテクニカル分析機能を自分が操作しやすいように付け加えることができるので、初級から上級までのレベルに対応できるチャート画面と言えるでしょう。
しかし、ひとつ難点をあげるとするとデフォルトでは少し画面が小さいので、拡大して使う必要があるということでしょうか。
bitmexで取引を開始しましょう。
bitmexで取り扱ってるコインはなんというコイン
現在、Bitmexではビットコインの他に、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、リップル、ジーキャッシュ、イーサリアムクラシック、ダッシュ、モネロ、テゾスの計10種類を取り扱っています。
さらにBitmexならではの特徴として、通貨をXBTという架空のコインに変換して取引を行うという点があります。
オリジナルのコインに変えることで100倍ものハイレバレッジをゼロカットで取引できるようにしているのですね。
レートは1XBT=1BTCです。