bitFlyerのアカウントクラスって何種類?クラシッククラスとは?
仮想通貨
日本国内で利用者の多い人気の仮想通貨取引所「bitFlyer (ビットフライヤー)」
使い勝手がよく便利なので、ぜひともアカウント登録しておきたい存在です。
そんなビットフライヤーには「アカウントクラス」なるものが存在しています。
このアカウントクラスによって、ビットフライヤー内でできることとできないことが発生してきます。
これからビットフライヤーで本格的に仮想通貨投資を行いたいなら、注意しておかなければなりません。
今回はビットフライヤーのアカウントクラスと、アップグレードの条件について解説していきます。
bitFlyerにはアカウントクラスが2種類
現在、ビットフライヤーにはアカウントクラスが2種類存在しています。
1つは「ウォレットクラス」もう1つは「トレードクラス」というものです。
基本的に、ビットフライヤーで本格的に仮想通貨投資を行いたいなら、トレードクラスにしておく必要があります。
アカウントクラスが変更になるとビットフライヤーから以下のメールが届きます。

それぞれのアカウントクラスの特徴を確認してきましょう。
ウォレットクラス
できること
・仮想通貨の預け入れと送付
・日本円の入出金
・Lightning Futures(ビットコインの先物取引)
・bitWire(メールアドレスを利用したビットコインの送付)
ちなみにbitWireではビットフライヤーと提携しているお店でネットショッピングも可能です。
できないこと
・仮想通貨の購入と売却
・Lightning 現物(ビットコインとイーサリアムの現物取引所/日本円によるビットコインの売買と、ビットコインによるイーサリアムの売買ができなくなります)
・Lightning FX
トレードクラス
できること
・仮想通貨の預け入れと送付
・仮想通貨の購入と売却
・日本円の入出金
・Lightning 現物
・Lightning FX
・Lightning Futures
・bitWire
できないこと
ビットフライヤーで対応している全ての機能を使用可能
それぞれのアカウントクラスで、できることとできないことは上記の通り。
仮想通貨投資を行うなら、トレードクラスにしておくのが無難だといえます。
bitFlyerにはクラシッククラスというものがある?
ちなみにビットフライヤーには「クラシッククラス」なるものも存在します。
ここ最近ビットフライヤーに登録した方の場合は、ウォレットクラスかトレードクラスのどちらかになっているはずです。
それでは、クラシッククラスが何かというと、2017年の法改正前にビットフライヤー内で存在していた6種類のアカウントクラスのことをまとめてそう呼びます。
つまり、現在クラシッククラスというステータスを持つ方が存在しているわけではありません。
2017年4月より前のアカウントクラスのことを指しているのです。
2017年4月に法律が改正されて、ビットフライヤーでも法律に対応するために構造に改変が起こったようです。
このクラシッククラスに該当しているはずの方々は特に何もしていなくても、その時のアカウントクラスに合わせて自動的にウォレットクラスかトレードクラスに変更になっています。
久しぶりにビットフライヤーにログインしたら急に自分のアカウントクラスの名前が変わっていた・・・と、驚く方ももしかしたらいるかもしれませんが、このような理由からの変更なので、特別心配する必要はありません。
クラシッククラスに該当するならトレードクラスへの変更が必須!
クラシッククラスに該当する状況下にあった方々は自動的にステータスが切り替わっているかと思いますが、現在のステータスがウォレットクラスなら、早急にトレードクラスへの変更をおすすめします。
先ほどもご紹介した通り、ウォレットクラスではできることが限られています。
本格的に仮想通貨投資をしたい方には向きません。
アカウントクラスの変更方法
それでは、現在ウォレットクラスになっている場合、どうやったらアカウントクラスをトレードクラスに変更できるのか解説していきたいと思います。
まず、トレードクラスへ変更するために必要なものは以下の通りです。
個人の場合
・本人情報の登録
・本人確認資料の提出
・取引目的などの確認
・転送不要の書留郵便の受取
法人の場合
・法人情報の登録
・取引責任者情報の登録
・実質的支配者の登録
・登記事項証明書等の提出
・転送不要の書留郵便の受取
上記の提出や確認を行えばアカウントクラスの変更は完了します。
ビットフライヤーは個人でも法人でもアカウント登録することが可能ですが、どちらの場合でも手間はそれほどありません。
もちろんアカウントクラスを変更するだけなら、費用も発生しないので安心してください。
これからビットフライヤーで仮想通貨投資を行っていく予定で、まだ未登録、もしくは現在ウォレットクラスになっているという方は早めのアカウントクラス変更をおすすめします。
トレードクラスへ変更しておいても損はありません。
手順は簡単でも、書留郵便の受取までは日数が必要になるので、購入したいタイミングでアカウントクラスを変更しようとしてもすぐには切り替えられません。
早めに対処しておきましょう。