ポルカドット(Polkadot)は、2020年8年に上場した仮想通貨で、最近価格が大きく上がり、注目の仮想通貨となっています。
今回はポルカドットの特徴や、購入方法、価格推移、購入できる取引所について解説していきます。
dotは国内ではGMOコインで購入することができます。その手順も合わせ解説するためぜひチェックしてください。
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ポルカドット(Polkadot)とは
ポルカドットはWeb3.0を実現するために作られたプロジェクトと、プロジェクトのためのブロックチェーンのことをいいます。
また、ポルカドットの独自トークンをポルカドットとしています。
- ポルカドットは相互運用ができるブロックチェーンである
- 処理速度が速い
- セキュリティが強い
などの特徴があります。詳しく見ていきましょう。
ポルカドット(Polkadot)の概要
通貨名 | ポルカドット(Polkadot) |
ブロックチェーン | ポルカドット |
単位 | DOT |
現在の価格 |
1,867.71円
|
時価総額 | 3,124,474,640,387円 |
時価総額ランキング | 9位 |
公式サイト | Polkadot公式サイト |
※2021年5月24 日現在の情報です。
ポルカドットはWeb3.0の実現のためのブロックチェーンとプロジェクト、そして仮想通貨のことを言います。
Web3.0はブロックチェーン技術を活用した分散型のWebです。
これまではユーザーがホームページを一方的に閲覧したり(Web1.0)、SNSなどでやり取りをしたり(Web2.0)していました。
また、ユーザーはWeb上のサービスを利用するために、個人情報を提供し、Webを運営している企業が個人情報を管理するといういわば中央集権型となっていました。
しかし、何らかのトラブルによる個人情報の大量流出などのセキュリティの問題などを抱えているなどデメリットもあるのです。
そこで、ポルカドットはブロックチェーン技術を活用し、個人情報の分散管理ができる非中央集権型のネットワーク、Web3.0を作ろうとしたのです。これにより、不正アクセスをされたり、情報漏えいされたりなどのWeb上でのリスクを軽減することができるのです。
また、このポルカドットはスイスで設立されたWeb3財団が開発しました。
Web3財団はイーサリアムの共同創設者であるギャビン・ウッド氏などによって創設され、多くの投資家から注目されています。
特徴①相互運用性がある
ポルカドットは異なるブロックチェーンをつなげて相互で運用ができるインターオペラビリティを実現することができます。
ビットコインやイーサリアムなどのブロックチェーンは互換性がないため、それぞれを繋げることができませんでした。
そのため、ビットコインでイーサリアムを購入するなどする必要がありました。
しかし、ポルカドットのブロックチェーンは互換性があるため、例えば、ポルカドットとイーサリアムのブロックチェーンをつなぐなどができ、分散型のWebであるWeb3.0が実現できるのです。
特徴②パラチェーンで処理速度が速い
ポルカドットは並列化された「パラチェーン」というブロックチェーンを採用しています。
通常のブロックチェーンだと、ユーザーの取引が集中すると処理速度が追いつかず、取引処理が遅れてしまったり、手数楼が高くなるなどの問題がありました。(スケーラビリティ問題)
それに対して、平行で処理を行うことができるため、処理速度が非常に速く、手数料も安いため、スケーラビリティを解消できると考えられています。
特徴③誰でもブロックチェーンを作れる
ポルカドットはブロックチェーンの開発ツール「Substrate(サブストレート)」を一般提供しており、自由に誰でもブロックチェーンを開発することができます。
このツールで開発できるブロックチェーンはポルカドットと互換性があります。
特徴④セキュリティが強固
通常ブロックチェーンは1つのブロックチェーンにリソースを割いてセキュリティを強くしていました。
しかし、小さいブロックチェーンの場合、セキュリティのためにリソースを割くことができず、ハッキングなどの攻撃を受ける危険性がありました。
ポルカドットはネットワーク上に独自のセキュリティプログラム「PooledSecurity」が組み込まれており、それでブロックチェーンのセキュリティを強くしています。
このようにもともとブロックチェーンに組み込むことで1つのブロックチェーンのリソースを割く必要がなく、すべてのブロックチェーンが同じセキュリティ性能を確保できるのです。
特徴⑤ユーザーがポルカドットの発展に参加できる
ポルカドットは運営だけが開発を行うのではなく、ユーザーがポルカドットの発展に参加することができます。
ユーザーはポルカドットの独自トークンであるDOTを保有することで、運営に参加することができ、手数料を決めたり、ブロックチェーンの追加や削除、プロトコルをアップデートする際に関わることができます。
特徴⑥独自トークン「DOT」
ポルカドットは独自トークン「DOT」を発行しており、保有していることで、運営に携わったり、ステーキングに参加したり、ボンディングを行うことができます。
コインの保有量が多ければ多いほど、承認権が得られます。
ポルカドット(Polkadot)はなぜ作られたのか
これまで、ビットコインやイーサリアム数多くのブロックチェーンが開発されてきました。
しかし、従来のブロックチェーンはスケーラビリティやガバナンス、相互運用性などで問題がありました。
その中で、ブロックチェーンの技術を使ったWeb3.0を開発するためのプロジェクトが立ち上がり、ブロックチェーンの問題を解決するためにポルカドットが作られたのです。
ポルカドット(Polkadot)の購入方法
ポルカドットは仮想通貨取引所で購入することができます。2021年5月19日にGMOコインに国内で初めて上場したため、国内でも購入できるようになりました。そのため、今回はGMOコインでの購入方法を紹介します。
①GMOコインで口座開設する
GMOコインにアクセスして、口座開設します。右上の口座開設ボタンを押すと、メールアドレスを入力する画面が出てくるため、メールアドレスを入力し、登録を行います。
ちなみにFacebookアカウントもしくはGoogleアカウントでも登録が可能ですが、これらもしくはGMOコインがハッキングされた場合、個人情報が流出してしまう可能性があるため、できるだけメールアドレスで登録しましょう。
なお、キャリアメールなどで登録する場合、迷惑メールフィルターに引っかかってしまう可能性があるため、届くように設定しておきましょう。
②メールのURLにアクセスしてパスワードを設定する
登録したメールアドレスに上記のようなメールが届きますので、書かれたURLにアクセスします。
パスワードの設定を行います。他のサイトで使っているパスワードは使わずに複雑なものにしましょう。
③電話番号認証を行う
次に電話番号認証を行います。電話番号を入力し、SMSにコードを送信します。
表示された電話番号に間違いがないか確認し、コードを送信します。
届いたコードを入力し、二段階認証を完了します。
③個人情報や取引情報を入力する
「開設申し込みへ進む」を押すと上記のページに移るので、個人情報の入力を行います。
その後取引の目的などを入力していきます。
④本人確認書類を提出する
本人確認書類を提出します。画像をアップロードして提出する方法と、配達員に提示するやり方があります。
アップロードのほうが速いのでアップロードがおすすめです。
⑤日本円を入金する
GMOコインでポルカドットを購入する場合、日本円で購入できるため、日本円を入金します。
ネットバンキングを持っていれば即時入金という方法があり、その他に振込入金の方法があります。
振込入金
GMOあおぞらネット銀行か楽天銀行から選びます。
ログイン後の会員ページの「入出金」の日本円から「振込入金」で振込先の銀行選ぶと、振込先情報が出てくるため、そこに振り込みましょう。
即時入金
GMOコインのHP上で入金手続きをする方法、GMOコインと提携しているネットバンキングを持っていれば、利用可能です。
いつでもどこでも入金が可能なので、こちらの入金方法がおすすめです。
ポルカドット(Polkadot)の現在までの価格と今後の予想
ポルカドットの現在までの価格と今後の予想をしてみました。
現在までのチャート
ポルカドットは2020年の8月に上場した比較的新しい仮想ツウうかです。
しかしながら非常に人気が高く、5月現在9位となっています。
現在は諸外国の仮想通貨の規制により価格がぼうらくしていますが、今後イーサリアムを超えるかもしれないとも言われている仮想通貨で、今後上がる可能性が高い仮想通貨です。
ポルカドットの価格が高騰した理由
ポルカドットが一時高騰した理由は主に3つ挙げられます。
- バイナンスがポルカドットをサポートするファンドを設立「PolkaCover」でIDOの実施を発表
- 仮想通貨取引所Bitrueでのポルカドット上場と、年利7.3%のステーキングサービスを開始
バイナンスや「PolkaCover」、Bitrueでの取り扱いやプロジェクトが発表されたことで価格が高騰し、多くの投資家から注目されました。
今後のチャート予想
現在価格が暴落しており、ポルカドットの価値がなくなってしまうのではないかという声も一部で囁かれています。
現在各国で仮想通貨の規制が行われている影響で価格が下がっています。
しかしながら、ポルカドットのブロックチェーン技術が他の技術に応用されればポルカドットの価値は上がっていくでしょう。
ポルカドットのウォレットとは
ポルカドットはウォレットで保管することで、ステーキング報酬というもの受け取ることができます。ただし、ステーキングをすると28日間引き出すことができないため、注意しましょう。
ポルカドットのステーキング方法
ポルカドットはステーキングができるトークンのため、保有している方は手続きを行うことでステーキングが可能となり、ポルカドットを増やすことが可能となります。
ポルカドットのステーキングの方法は以下になります。
- polkadot.jsでアカウントを作成する
- 作成したアカウントにポルカドットを送金する
- ステーキングをする
- 署名トランザクションを実行してステーキングを完了させる
ステーキングをするためにpolkadot.jsでアカウントを作成します。polkadot.jsは公式のウォレットです。アカウントを作成し、仮想通貨取引所からポルカドットを送金し、ステーキングの準備を行います。
飲みネーターを選択肢、ノードの選択をします。ノードはstakefishなどが挙げられます。
最後に署名トランザクションを実行し、ステーキングが完了となります。
おすすめのポルカドット海外取引所2選
ポルカドットは日本の仮想通貨取引所でも購入が可能ですが、国内の取引所は販売所形式での購入となるため、手数料が割高になります。
そのため、ポルカドットを購入するなら海外の仮想通貨取引所がおすすめです。
①BINANCE(バイナンス)
海外取引所の中でも最大手のバイナンスです。
1日あたりの取引量は約13億ドル(約1,400億円)とされており、流動性が非常に高いです。
取り扱いの仮想通貨は約100種類以上あり、国内の仮想通貨取引所では購入できないアルトコインのほとんどはバイナンスにあります。
たくさんの種類の仮想通貨を購入したい方や草コインで一攫千金を狙いたいという方におすすめです。
国名 | 香港 |
手数料 | 0.05%-0.1% |
取扱通貨 | 100種類以上 |
レバレッジ | – |
日本語対応 | アプリは可 |
登録時本人確認 | 無し |
スマホ対応 | アプリ有 |
②KuCoin(クーコイン)
KuCoinもバイナンスと同じく、香港を拠点にしている仮想通貨取引所です。KuCoinでしか購入できない仮想通貨で、時価総額が高騰している通貨も数多くあるため、注目度が高い仮想う通貨です。
KuCoinは日本語にも対応しているため、初めて海外の取引所を使うという方におすすめです。
国名 | 香港 |
手数料 | 0.07%-0.1% |
取扱通貨 | 100種類以上 |
レバレッジ | – |
日本語対応 | ○ |
登録時本人確認 | 無し |
スマホ対応 | アプリ有 |
まとめ
ポルカドットは現在は価格が暴落しているものの、ブロックチェーンが相互運用性があり、処理速度が非常に速いため今後送金サービスや分散型サービスに運用されれば価格が高騰する可能性があるでしょう。
ポルカドットは国内でもGMOコインで購入することもできますが、よりお得に購入するなら海外取引所がおすすめです。