BUSDのバイナンスでの買い方とメリット、ステーキング方法について


2020年3月頃にバイナンスのステーブルコイン「BUSD」が独占的に取引されて時価総額が1億ドルを突破し、それによりかなりの注目を集めました。

バイナンスでの投資を検討されている方の中には、調べていく中でBUSDをことを知って運用を検討している方も少なくないように見られます。

本記事ではバイナンスでBUSDを購入する方法を知りたい方向けに、バイナンスでのBUSDの買い方や購入するメリット、BUSDのステーキング方法などについて紹介します。

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この記事を読むことで以下の3つがわかります。

  • BUSDをバイナンスで購入する方法
  • バイナンスでBUSDを買うメリット
  • BUSDをステーキングする方法

 

BUSDとUSDTの違い

バイナンスのBUSDはステーブルコインとして知られていますが、他に有名なステーブルコインにUSDT(テザー)があります。

USDTはかなり注目度の高いステーブルコインで、決済手段で使える場面も増えてきています。

そのBUSDとUSDTの違いを説明します。

 

ステーブルコインの特徴

2つの違いを説明する前に、ステーブルコインがどのようなものなのかについて触れていきます。

 

ステーブルコインは価格変動が少なくなるように設計された通貨です。

ビットコインなどは発行数に制限があることで需要と供給のバランスが顕著に価格に現れ、価格変動が激しくなって決済手段として扱いにくいデメリットがあります。

仮想通貨は投資対象としても使えますが、法定通貨に代わる実用性の高い通貨である必要があります。

そこで生み出されたのが価格変動の少ないステーブルコインです。

 

ステーブルコインは大きく分けて法定通貨担保型、仮想通貨担保型、無担保型の3種類に分けられます。

 

法定通貨担保型は法定通貨との交換比率を固定化させることでステーブルコインの価値を固定化させています。

つまり、法定通貨の価格の変動はステーブルコインの価格の変動に連動するということです。

ただ、仮想通貨のメリットである中央管理者によるしがらみがない特徴を損なうことになります。

 

仮想通貨担保型は特定の仮想通貨を担保とする方法です。

非中央集権的な性質は維持できるものの、仮想通貨を普通に担保にするだけでは価格の安定化が図れないため、担保とする仮想通貨の量を調整する必要があります。

 

無担保型は法定通貨と似たような仕組みで、経済原理に基づいて需要と供給のバランスがとれるようにステーブルコインの供給量をアルゴリズムで調整する方法です。

事前に定められたアルゴリズムに従って自動的に供給量の調整が行われるため、法定通貨のような中央集権的な仕組みなく、法定通貨の実用性の高さが再現可能です。

 

BUSDとは?

BUSDはバイナンスがPAXOSと提携して発行しているステーブルコインのことです。

常に1米ドル1BUSDで手数料なしで購入できます。

ただ、バイナンスで使用する場合なのでそれ以外での使用だと銀行手数料などがかかる場合があります。

 

ニューヨーク州で認可を受けているため透明性が高く、最近ではPancake Swapのようなバイナンススマートチェーンがベースにあるサービスも登場し、BUSDが利用できる場面は今後増えてくることが予想されます。

 

USDTとの違いは?

USDTはTether社が2015年から発行している仮想通貨で、かなりのシェアを占めていて、世界中の取引所で入金できる数少ない仮想通貨です。

つまり、USDTはBUSDよりも利用できる場面が多いため使い勝手がいい仮想通貨です。

 

しかし、USDTは透明性が低いので安全性に欠けます。

何かあった際にTether社が補償してくれるようなことがあるかと言われれば、必ずしも対応してくれるとは言えません。

2020年3月頃にはビットコインの下落後に連日1億ドルのUSDTを発行していたため、裏付け資産があるのか疑問視する声が多く出ています。

 

BUSDのバイナンスでの買い方

BUSDをバイナンスで購入する方法について、バイナンスの口座開設の手順から説明します。

 

バイナンスの口座を開設する

 

バイナンスの公式サイトを開いて、無料アカウント作成まで進めるとこのような画面が表示されます。

メールアドレスと任意のパスワードを設定して、『アカウント作成』をクリックします。

 

『アカウント作成』をクリックしてからすぐに登録したメールアドレス宛に6桁のアカウント確認コードが記載されたメールが送られます。

アカウント確認コードが記載されたメールを送る操作を進めた段階で自動的に画面が切り替わり、6桁の確認コード入力画面が表示されます。

送られてきたメールに記載の確認コードをその画面に入力します。

6桁の数字はコピーアンドペーストできない仕様になっているため手入力で打ち込む必要があります。

認証されれば画面が切り替わり、口座開設が完了です。

 

別の取引所のウォレットから仮想通貨を送金する

口座開設が完了すると自動的に仮想通貨の入金画面に切り替わります。

仮想通貨の入金方法が3つあって、一番上が別の仮想通貨取引所のウォレットから送金する方法、次にクレジットカードで仮想通貨を入金する方法、最後がP2Pマーケットプレイスで他の仮想通貨トレーダーから仮想通貨を購入する方法となっています。

今回は一番上の選択肢を選ぶのですが、その前に本人確認を行う必要があるため、『ダッシュボードに移動』をクリックします。

次の操作に進むにはセキュリティを強化するために2FA(2要素認証)を有効にしなければなりません。

この画面に切り替わったらセキュリティ強化を進めていくのですが、その方法はスマホのSMS認証とGoogle認証の2種類あります。

なるべくセキュリティ性の高さからGoogle認証で設定しておくことをおすすめします。

Google認証の場合はGoogle Authenticatorというアプリをダウンロードして設定することで2FA認証は完了です。

次に、ホーム画面のアカウントのセキュリティ強化の項目を選択して、本人確認の『承認』をクリックします。

すると、このような基礎情報を入力する画面に切り替わります。

『確認』をクリックして、姓名、生年月日、住所などの基礎情報を入力し、身分確認書類の提出と顔認証をします。

すべての手続きが終え、運営側の確認が完了したら仮想通貨が送金できます。

 

別の取引所のウォレットから仮想通貨を送金する

口座開設と本人確認まで完了したら、バイナンスを開いて上のメニューの「ウォレット」の「ウォレット概要」をクリックします。

その後、「入金」をクリックするとこの画面が表示されるので、「仮想通貨入金」をクリックします。

この画面が表示されたら、バイナンスに入金する通貨を選択し、アドレスをコピーします。

そのコピーしたアドレスを出金元のウォレットの出金処理をする際に必要箇所に入れ込み、出金手続きを完了させるとウォレットからバイナンスへ送金できます。

 

仮想通貨をBUSDに交換する

 

仮想通貨をBUSDに交換する場合は、バイナンスのホーム画面から「ウォレット」の「フィアットと現物」をクリックします。

すると、このような画面が表示されます。

 

 

この図で自分の保有している仮想通貨が一覧となって表示されるので、例えばビットコインからBUSDに交換したい場合は、ビットコインの「トレード」をクリックすると選択プルダウンが表示されるので、「BTC/BUSD」をクリックします。

左側が自分が差し出す仮想通貨、右側が交換したい仮想通貨です。

 

 

すると、取引画面が表示されます。

こちらの売却BTCの数量と価格を入力して、「売却BTC」をクリックします。

これでオーダーが通り、BUSDを売りたい人とマッチングすれば取引成立で、仮想通貨を交換できます。

 

バイナンスでBUSDを買うメリット

BUSDを購入するメリットが明らかでないと購入まで踏み出すのは難しいことです。

そこで、バイナンスでBUSDを購入するメリットについて説明します。

 

メリット

バイナンスでBUSDを買うメリットは以下の2つが挙げられます。

 

  • 低い手数料でのデジタル決済・送金が可能
  • バイナンスの経営リスクとある程度切り離せる

 

基本的にバイナンスブロックチェーン上ではBUSDは取引に手数料がかかりません。

そのため、発生するとしても銀行手数料やワイヤー通信料くらいなので、低い手数料でのデジタル決済や送金が可能です。

 

また、BUSDはバイナンスが発行していますが、BUSDの発行した額と同額の米ドルが担保されている法定通貨担保型のものが多いため、バイナンスの経営が悪化したとしてもその影響はBUSDの価値にあまり大きく影響しません。

そのため、バイナンスの経営リスクとBUSDの価値はある程度切り離されています。

 

BUSDとBNBの違い

バイナンスはBUSD以外にもBNBを独自トークンとして発行しています。

BNBの総発行枚数は2億枚です。

 

BNBはバイナンスで使うことで取引手数料が通常0.1%のところ、そこからさらに手数料を割り引けます。

また、定期的に運営がBNBをバーンすることで総発行枚数を減らしてBNBの価値を高める特徴もあります。

そのため、実際存在するBNBの枚数は1億枚から2億枚の間くらいです。

 

バーンが可能だという特徴から、BNBはBUSDよりもバイナンスとの結びつきが強く、BNBの価値はバイナンスの経営リスクに連動します。

そこがBUSDとBNBの大きな違いです。

 

BUSDのステーキングの方法について

仮想通貨にはいくつか利益を生み出す仕組みがありますが、そのうちの1つにステーキングという方法があります。

BUSDのステーキングの方法について紹介します。

 

ステーキングとは?

ステーキングは仮想通貨を保有しているだけで報酬が手に入る仕組みのことです。

コンセンサスアルゴリズムによってこの仕組みが形成されています。

 

詳しく説明すると、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)というコンセンサスアルゴリズムが採用されていて、これは特定の人が取引の承認作業を行い、その作業が早かった人に取引をした人から報酬が支払われる仕組みとなっています。

これまでは承認作業ができる人は限定されていましたが、今では誰でも承認作業ができるようになり、ステーキングで報酬が受けとりやすくなりました。

加えて、投票者にも利益が分配されるようになったことでステーキングによる稼ぎ方が以前ほど珍しいものではなくなりました。

 

バイナンスのステーキングの方法

バイナンスのステーキングの方法にはLocked StakingとDeFi Stakingの2種類の方法があります。

それぞれ解説します。

 

Locked Stakingの方法

Locked Stakingはリスティングされている通貨の種類が豊富という特徴があります。

しかし、結論から言うとLocked StakingにはBUSDはありません。

BUSDはDeFi Stakingだけ対応しています。

そのため、DeFi Stakingの方法にて詳しい操作手順を説明します。

 

DeFi Stakingの方法

DeFi StakingはLocked Stakingと比べて、リスティングされている通貨の種類は少ないものの、Locked StakingではできないDeFiプロダクトにステーキングできるという特徴があります。

BUSDのDeFi Stakingによるステーキング方法を説明します。

バイナンスのホーム画面を開き、「ファイナンス」の「バイナンスアーニング」をクリックします。

 

すると、このような画面が表示されます。

Est.APYは年利、その右の期間の数字はステーク期間、さらにその右の最小ロック金額の数字は最低限必要とされる通貨の量のことを意味しています。

さらに、トークンの種類の左端にたすき掛けがされている部分がありますが、ここに書かれた名前がステーキングを行っているプロジェクト名です。

 

 

「今すぐステーキング」をクリックすると、この画面が表示されます。

フレキシブルとはいつでも引き出しが可能という意味です。

ステーキングする量をロック金額に入力し、「購入確認」をクリックすればBUSDのステーキングが完了です。

 

ステーキングの状況を確認したい場合は、「ウォレット」の「ウォレット概要」をクリックして、「収益」をクリックするとステーキングしている仮想通貨の状況がわかります。

同じ画面でセービングしているものやスワップしているものなどの情報も見られます。

 

 

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