車の買取おすすめ業者人気ランキング!車を売るならどこがいい?
運転免許を取得して初めてゲットしたクルマや、家族や友人と連れ立ってあちこちにお出かけしたクルマなど、思い出の詰まった愛車とお別れするのは寂しいものです。
しかし、どうせ手放すのであれば、少しでも高く評価され、高く売りたいと考えるのがユーザー心理ではないでしょうか。
そこで今回は、全国各地にある来るあ買取業者の中から、信頼感や実績そして何より、高く車が売れるという点に着目して、おススメの車買取業者を紹介したいと思います。
目次
- 車買取業者の選び方。ポイントと注意点を詳しく解説
- 年間を通して買取台数が多い大手の車買取業者がおすすめ
- 実際に車を売った方の口コミ・評判を事前に確認しておく
- JADRI、JPUCへの加入は重要。要チェック推奨
- 参考指標となるオリコンの車買取業者ランキングをチェック
- 決定版!クルマを売るならココ!おすすめ車買取業者8選
- 第三者団体から認定を受けている優良車買取業者「カーセブン」
- キティちゃんがイメージキャラクター「ユーポス」
- 業界最大手のオークション会社が運営母体「ラビット」
- オリコン3連覇も記録したことがある実力派「アップル」
- 都市圏・郊外に大型展示場を完備!「カーチス」
- 全国各地に車買取・販売拠点を拡大中!「ネクステージ」
- やっぱり最大手は外せない!「ビッグモーター」
- 社名変更と共に旧態依然とした雰囲気を一蹴!「ガリバー」
- 愛車を車買取業者で1円でも高く売る秘訣
- 一括査定を利用して複数業者で競合させるのがおすすめ
車買取業者の選び方。ポイントと注意点を詳しく解説

まずは、車買取業者を選ぶ際に覚えておきたいポイントや注意点について、整理しておきましょう。
年間を通して買取台数が多い大手の車買取業者がおすすめ

車買取業者をチョイスしていくうえで、最も大切になってくるのが、その業者が年間通して何台の車を買取しているかどうかという点です。
なぜなら、買取台数の実績が多いということは、それだけ多くの方が支持し利用しているという証だからです。
また、な案万台もの車を買い取るには当然膨大な額の資金が必要ですから、数年にわたって数多くのクルマを買い取り続けているということは、経営の基盤がしっかりしていて、かつ他の業者に負けない高い買取価格を提示している可能性があります。
【大手中古車買取業者の年間買取台数推移(単位:台)】
買取業者名 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 |
---|---|---|---|---|---|
ガリバー | 144,402 | 159,316 | 158,375 | 180,996 | 186,175 |
カーチス | 39,568 | 41,456 | 37,277 | 35,450 | 34,693 |
トヨタのクルマ買取(旧T-UP) | 70,000 | 75,000 | 72,000 | 75,000 | 75,000 |
カーチス | 39,568 | 41,456 | 37,277 | 35,450 | 34,693 |
カーセブン | 27,000 | 30,000 | 38,400 | 46,800 | 55,000 |
ラビット | 150,000 | 150,000 | 120,000 | 94,000 | 85,000 |
アップル | 70,000 | 70,000 | 65,000 | 65,000 | 62,000 |
上表は、矢野経済研究所が刊行している「中古車流通総覧」の2017年度版を参考にしていますが、各社の公式HPや決算資料を確認すると、ビックモーターは約13万台(同社HP記載内容)、ネクステージは約8万台(2021年11月期 決算説明資料)、オートバックスは1,5万台(2022年3月期 決算説明資料 )も買取しているようです。
もちろん、大手買取業者と言えども得意不得意があり、全てのクルマをまんべんなく高価買取しているわけではありませんが、毎年多くのクルマを買取しているという事実は、業者選びをする上で大きな目安の1つとなります。
また、クルマの買取では代金の入金遅延や二重査定などのトラブル発生事案をまれに聞くことがありますが、年間万枚台もの車を継続して買取している大手業者は、車の買取に関する手順やノウハウがしっかりしているため、そのような心配が少なくて済むのもおすすめポイントです。
実際に車を売った方の口コミ・評判を事前に確認しておく

ただ、年間買取台数の多さだけでクルマ買取業者を決めてしまうのは賢明ではありません。
前述したとおり、車買取業者にはそれぞれ得意としている車種・タイプとそうでない車種・タイプがあり、例えば軽自動車は比較的高く買取するが、乗用車は輸入車は苦手なときや、その反対に普通車や輸入車を積極的に買い取りしている業者もいます。
「売りたい車名・買取・業者名」でネット検索すれば、過去にその車を売ったユーザーの口コミや評判が数多くヒットするはずなので、どこがどんな車を高く買取しているか、業者ごとの買取傾向を事前に確認しておくと良いでしょう。
そう知れば、自然と業者ごとの買取スピードや接客態度などに関する情報も手に入るので、一石二鳥にも三鳥にもなります。
JADRI、JPUCへの加入は重要。要チェック推奨

各買取業者の情報を集めようと公式HPなどを巡っていると、「JADRIの会員」とか「JPUCに加盟」などという文句を見かけることがあるはずです。
これらはいずれも、中古車の流通や自動車買取業界の健全化を図っている業界団体で、前者は加盟業者に「再査定による減額」と「高いキャンセル料」の2つを原則を禁止していますし、後者は誤解を生む表現や表記をしていないかや、不当な勧誘が行われていないかを監視しています。
大手のうち、ガリバー・ビッグモーター・アップル・カーセブン・ネクステージ・カーチスは両方に加盟しているため、比較的トラブルに巻き込まれる心配が少ない、と評価できるでしょう。
ただし、加盟していないからと言って、不当な買取をしているという訳ではありませんし、加盟していたとしても違反時に極端に厳しい罰則が科せられるわけではないため、「絶対に安心だ!」と言い切れるわけではありません。
とはいえ、どちらか一方にでも加盟・加入している業者は、それだけで「ユーザーが不安を感じないクルマ買取を実現しよう!」と努力している証拠なので、一定のレベルで評価できるのではないかと思っています。
要注意!国民生活センターに寄せられた車買取のトラブル事例

業界団体への加入状況と合わせて是非チェックしておきたいのが、国民生活センターに寄せられた車買取におけるトラブル事例で、具体的にはこのようなものが報告されています。
- 売買契約を解約できない
- あいまいな説明だけで無理やり契約させられた
- でたらめに高額な解約料を請求された
- 契約書を交わす前に車を引き取られた
- 入金前に買取業者が倒産し代金をもらえていない
- 車引き渡し後に一方的に減額された
- 修復歴があるので査定金額を払えないと言われた
国民生活センターには年間7000件を超えるトラブルが報告されており、中でも売り手(ユーザー側)が車を売ることを拒んでいるにもかかわらず、買い手(業者側)が何とか買取しようと無理難題をつけたことでトラブルに貼っていしているケースが多いようです。
ただ、内容を精査していくと、このようなトラブルはお全国的に名前の知れた大手買取業者とのやり取りではなく、知名度が皆無に等しい小規模業者やブローカー、個人間取引(オークションなど)において多く発生しているようです。
参考指標となるオリコンの車買取業者ランキングをチェック

ここまで触れてきたように、車買取業者の「質」を推し量る方法はいくつかありますが、音楽チャートで有名なオリコンが毎年発表している「車買取業者満足度ランキング」も参考指標として優秀です。
2021年度は6990名のリアルユーザーを対象として、例年通り「売却手続き・担当者の接客力・査定・売却サポート」の4項目で調査が実施され、全33社の買取業者のうち「オートバックス・カーズ」が総合第1位の栄冠に輝いています。
2021年度オリコン車買取業者顧客満足度ランキング(総合トップ8)
- 1位 オートバックス・カーズ
- 2位 アップル
- 3位 カーセブン
- 4位 ラビット
- 5位 ユーポス
- 6位 トヨタ販売店
- 7位 ダイハツ販売店
- 8位 カーチス
ちなみに、今回解説している車買取業者選びにおける大きなテーマである「高く車が売れる」という点は、満足度調査において「査定」の項目で評価されていますが、その上位5社と綜合の順位にほぼ変化はありませんでした。
また、以前ディーラー系買取店は接客力で高評価を得ていた半面、「下取りと変わらなくて買取額が安い。」などという評判が多かったのですが、トヨタ半場店やダイハツ販売店が上位に食い込んでいるところを見ると、買取査定額もかなり高水準になってきたと推察できます。
決定版!クルマを売るならココ!おすすめ車買取業者8選

さて、この項からはいよいよ、「車を売るつもりならぜひココで!」とおすすめしたい車買取業者を厳選して紹介します。
買取業者名 | オリコンランキング(2021年度) | 店舗数 | 対応エリア | 特徴 |
---|---|---|---|---|
カーセブン | 3位 | 160店舗 | 全国 | 現・経営責任者が業界の健全化に取り組んでいる団体(JPUC)を率いているため、信頼感や安心感は抜群。 |
ユーポス | 5位 | 約80店舗 | 全国(北海道を除く) | 可愛いハローキティが目印。関西・近畿が中心だが、近年は九州・沖縄にも勢力を拡大中。 |
ラビット | 4位 | 約170店舗 | 全国 | 日本最大級の業者間オークション「USS」との関係が深い。多くの買い手(中古車販売業者)にアタックできるためか、社外パーツに関する評価が高い傾向にある。 |
アップル | 2位 | 239店舗 | 全国 | 「接客のアップル」と称されるほど、常に顧客満足度が高い買取業者。中古車輸出ネットワークを持っているため、海外受けの良い車を売りたいときは候補に入れておくべき。 |
カーチス | 8位 | 35店舗 | 全国 | 「中古車のデパート」との異名がある巨大な販売店舗を展開。多彩な販路を持っているため、どんなクルマでも一定の水準で買い取る体力(資金力)がある。 |
ネクステージ | 12位 | 217店舗 | 全国 | ワンストップ型の中古車買取業者で深夜も取り扱っている。専門店のあるSUV・輸入車の買取を得意としている。 |
ビックモーター | 13位 | 300店舗以上 | 全国 | 言わずと知れた中古車買取業界の新王者。直接販売向きのクルマ買取額はめっぽう高いが、過走行・低年式気味の車の買取には積極的ではない。 |
ガリバー | 14位 | 約460店舗 | 全国 | 知名度・実績・利便性の高さは折り紙付き。信頼性や安心感も高いが、事故車については買取不可となる可能性大。 |
上表は、それぞれの持ち味が一目でわかるようにまとめた比較表ですが、当サイトでおすすめしている買取業者は、経営規模やオリコンでの評価だけではなく、口コミ・評判や業界団体への加入状況、そして何より編集部の知識・経験を加味しピックアップしています。
第三者団体から認定を受けている優良車買取業者「カーセブン」

今回トップバッターとして紹介するカーセブンは、1999年に関東地方の有力中古車流通業者6 社の共同出資で設立された「日本自動車流通研究所」を母体とする、ポランタリー・チェーン(※)型の車買取業者です。
※ボランタリー・チェーン・・・独立し小売・卸売業者が、連携・共同購入することで仕入れを有利にできるよう立ち上げる企業団体・組織のこと。
屋号 | カーセブン |
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運営会社 | 株式会社カーセブンディベロプメント |
設立 | 平成11年7月2日 |
店舗数 | 160店舗(2018年12月現在) |
出張査定対応 | 無料全国対応 |
入金スピード | 1週間程度 |
オリコン来キングでも3位と高評価を受けているほか、TwitterやFacebookなどのSNSでネガティブな書き込みをめったに見ないなど非常に評判が良い買取業者であり、それを裏付けるかのように年々買取台数実績を伸ばすとともに、全国進出スピードも増している勢いのある業者です。
ちなみに、現・代表取締役の井上貴之は、先程加入していることを重要視すべきだと述べた業界団体・「JPUC」の代表理事を務めているため、接客対応や取引の健全性維持に関しては、徹底した社員教育を行っています。
キティちゃんがイメージキャラクター「ユーポス」

続いて紹介するユーポスが、中古車買取サービスを始めたのは1995年のこと、その頃はまだユーポスという名前ではありませんでしたが、1978年(昭和53年)創業のオートオークション「ベイオーク」の買取部門(仕入部隊)として活動を始めています。
屋号 | ユーポス |
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運営会社 | 株式会社ユーポス |
設立 | 平成11年10月 |
店舗数 | 約80店舗 |
出張査定対応 | 無料対応(一部対象外地区あり) |
入金スピード | 最短翌日 |
地元である関西圏では、俳優・竹内力さんが出演するCMの効果などで知る人ぞ知る存在でしたが、全国的に知名度が上がったのは、2009年に老若男女に絶大な人気を誇るハローキティをイメージキャラクターに起用してから。
キティちゃんをパロった(?)個性あふれるキャラ展開や、沖縄にガソリンスタンド一体型買取店舗を設置するなど、他業者とは一風変わったビジネススタイルで話題を集めています。
もちろん、買取査定額の高さでも定評があり、母体が業者間オークションで買取した車を長期間在庫することなくすぐに卸売できるため、削減した在庫管理・小売コストを買取査定額に還元できると主張しています。
なお、ユーポスは2014年の時点でJPUCに加盟しているほか、2019年には女性にとって働きやすい職場環境の整備に積極的に取り組んでいる証である、大阪市「女性活躍リーディングカンパニー」認証を取得しています。
業界最大手のオークション会社が運営母体「ラビット」

次に紹介するラビットは、買取台数実績や店舗数など買取チェーンとしての規模で言えば、ビッグモーター・ガリバーの2強に次ぐ「3番手グループ筆頭」と言ったところ、ただ近年は「下取り」から「買取」にシフトチェンジを始めたディーラー系買取店にやや押され気味の傾向があります。
屋号 | ラビット |
---|---|
運営会社 | 株式会社ラビット・カーネットワーク |
設立 | 2014年7月 |
店舗数 | 約170店舗 |
出張査定対応 | 無料全国対応 |
入金スピード | 1週間程度 |
とはいえ、日本最大級の業者オークションである、USSオークションの連携による機動力の高さや、最新の中古車相場情報を反映した高い買取査定額は健在で、特に現在進行形で人気のある車種に関しては、他社ではまねのできない項査定額をつけてくることもあります。
また、ディーラー系買取業者は基本的に「純正」であることを重視しますが、ラビットは比較的社外パーツをプラス査定要素として評価してくれるため、ドレスアップやチューニングをしたこだわりの愛車の場合は、ひとまずラビットには査定依頼しておいた方が良いでしょう。
オリコン3連覇も記録したことがある実力派「アップル」

愛車をどの車買取業者で売るべきか悩み、「何か参考になるものは無いか?」とオリコンの満足度ランキングに辿り着いたことのある方ならよくご存知でしょうが、次に紹介するアップルはオリコンランキングで常にトップ3圏内に入っている非常に評価の高い買取業者です。
屋号 | アップル |
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運営会社 | アップルオートネットワーク株式会社 |
設立 | 1993年11月 |
店舗数 | 239店舗(2021年1月現在) |
出張査定対応 | 全国無料対応 |
入金スピード | 店舗によって異なる |
アップルは、買取した車を全国に点在する業者オークション会場へ出品し、利ザヤによって利益を上げる「転売型買取業者」ですが、ニュージーランド・タイ・中国などに拠点を構えるなど、中古車輸出ビジネスに積極的で、シンガポールではパーツ販売子会社も運営しています。
これはあくまでも「タイムリーな話」になりますが、円安になると輸出用商材の取引価格が必然的に高騰していきます。
ですので、ワンボックスやRV、トラック(軽自動車を除く)などといった海外受けの良い車種・タイプの車を高く売りたいなら、中古車輸出ビジネスの得意なこのアップルは、是非とも売却先の候補に入れるべきだと考えています。
都市圏・郊外に大型展示場を完備!「カーチス」

今年、記念すべき創業30周年を迎えたカーチスは、現在テレビで引っ張りだこのお笑いコンビバイキングをイメージキャラクターに据え、公式YouTubeチャンネルを開設するなど、業界トップを走るビッグモーター・ガリバーに追いつけ追い越せと、近年PR活動に力を注いでいます。
屋号 | カーチス |
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運営会社 | 株式会社カーチスホールディングス |
設立 | 1987年12月 |
店舗数 | 35店舗 |
出張査定対応 | 全国無料対応 |
入金スピード | 1週間程度 |
物価の上昇や世界的な半導体不足の関係から、やや新車の売り上げが伸び悩み、その反動で中古車の需要が高まりつつあるとはいえ、若者の車離れや少子高齢化の影響で中古車業界はまだまだ熾烈な販売競争のさなかにあります。
そんな中、このカーチスは巨大な展示スペースに多くの販売車両を並べることで顧客を呼び込み、中古車の直接販売台数をしっかり確保しています。
また、直接販売に向いていない車体に関しては、傘下に加えた中古車輸出企業「アガスタ」を介し現在盛況を極めている海外中古車市場への輸出や、子会社である「タカトク」を通しパーツとして販売するなど、まんべんなく効率よく利益を得ています。
そのため、他店ではあまり高価買取されなかった古い車体でも、カーチスなら高く買い取ってくれたという口コミ・評判を、ぽつぽつと耳にすることがあります。
全国各地に車買取・販売拠点を拡大中!「ネクステージ」

ネクステージは、中古車の買取や販売はもちろん、車検や修理・メンテナンスから自動車保険の斡旋・相談まで、ワンストップ型でカーライフをサポートしてくれる中古車業者であり、最近では新車ディーラーの運営や新車輸入車事業への参入も果たしています。
屋号 | ネクステージ |
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運営会社 | 株式会社ネクステージ |
設立 | 1998年12月25日 |
店舗数 | 217店舗 |
出張査定対応 | 全国無料対応 |
入金スピード | 1週間程度 |
公式HPで現在紹介されている店舗数は全国217店舗、全てが買取対応をしているわけではなく、新車販売店も含まれているとはいえ、5~6年前までは60店舗ほどしかありませんでしたから、ここ数年で急成長していることが良くわかります。
店舗数の急増に併せ販売台数も増え、販売される中古車の種類やタイプも幅広くなってきたため、以前は正直「買取に力を入れているは中古車販売チェーン」とイメージでしたが、最近では同じワンストップ型買取チェーンの元祖である王者・ビッグモーターを脅かす存在になりつつあります。
また、ネクステージはSUV専門店や輸入車専門店を展開し、ワンストップ型の効果からそのユーザー(=見込み客)を多く抱え込んでいるため、SUVや輸入車を高く売りたいと考えている方は、売る売らないはともかく一度はネクステージに査定を依頼すべきです。
やっぱり最大手は外せない!「ビッグモーター」

長年業界を引っ張り続けてきたガリバーを抜き去り、今や「年間中古車買取台数日本一」の称号を5年連続で獲得しているこのビッグモーターを、査定見積り額を比べてもいないのに愛車の売却先候補から外してしまうのは、正直言って賢明ではありません。
屋号 | ビッグモーター |
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運営会社 | 株式会社ビッグモーター |
設立 | 昭和53年5月 |
店舗数 | 300店舗超 |
出張査定対応 | 全国無料対応 |
入金スピード | 1週間程度 |
国道や幹線道路粗衣に巨大な展示スペースを持つ大型店舗を構えており、っ中古車販売においても絶大な実績を誇っているため、特に人気車種や程度の良いクルマに関しては、かなり高水準の買取査定額を提示してきます。
その反面、不人気車種や過走行・低年式気味のクルマに関しては、厳しい査定額を提示してくる傾向にあります。
社名変更と共に旧態依然とした雰囲気を一蹴!「ガリバー」

車を売る業者を探している方であれば、最後に紹介するガリバーのことを全く知らないという方は少ないかもしれません。
1994年に設立された中古車買取業界のパイオニアであり、店舗数・買取台数・事業規模共に長年業界随一を誇ってきたトップランナーですが、現在は急成長を遂げたビッグモーターに王座を明け渡している状態です。
屋号 | ガリバー |
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運営会社 | 株式会社IDOM |
設立 | 1994年10月25日 |
店舗数 | 約460店舗 |
出張査定対応 | 全国無料対応 |
入金スピード | 最短2営業日 |
ただ、ガリバーは単に低迷してきたは訳はなく、2016年に社名を現在の「株式会社IDOM」に変更したのに合わせ、従来の在庫を持たない「卸売型」から、ユーザーへ直接車を販売する「直販型」へ業態改革を実施し、買い取るクルマを絞り込んできたといった方が正しいでしょう。
また、価格や車種に応じ、販売チャネルを細分化したことで小売り台数が右肩上がりに推移した結果、卸売時代より売上高が飛躍的に向上しています。
にもかかわらず、同時期の「経常利益」はそれほど変わっていない、ということは他社との取り合いに負けない高い買取額を提示しててでも、良い商品(在庫車)を手に入れ、販売実績を伸ばしているという証拠でもあります。
ただし、ガリバーで直接販売しているクルマは全て無事故車、つまり事故車は必然的に今まで同様卸売に回されるか買取査定自体が付かないケースも多いため、やはりガリバー単体での査定はやめておくべきです。
愛車を車買取業者で1円でも高く売る秘訣

前項で紹介したクルマ買取業者を利用すれば、「ある程度」納得のいく価格で愛車を売ることができるはず、ですがもっと高く売りたい!と考えている方も多いことでしょう。
そこでここでは、愛車をクルマ買取業者で胃炎でも高く売る秘訣・コツについて、読者の皆さんだけにコッソリ伝授いたします。
一括査定を利用して複数業者で競合させるのがおすすめ

いかに高く買取をする実力があっても、買取業者は商売で中古車取引をしていますから、単体で査定依頼をすると口の達者な営業マンに足元を見られ、相場よりも安い価格で買取されてしまう可能性があります。
また、中古車業界全体としての「買取相場」らしきものは確かにありますが、買取業者によって得意な車種・不得意な車種(売りやすい車・売りにくい車)があるため、全く同じ車でも業者が変われば基本となる交渉前の査定額も変わってきます。
とはいえ、自分の力だけでいくつもの買取業者を回って査定を依頼していくのは大変ですから、巷に歩く中古車の一括査定サービスを利用して、複数業者で競合させるようにしましょう。
下表は、多くのユーザーが利用し実際に愛車が高く売れたと、喜びの口コミを寄せている車一括査定サービスの一例ですが、どれもパソコンやスマホさえあれば、自宅にいたまま無料で手間なく、複数のクルマ買取業者とアポイントがとれます。
サービス名 | 運営会社 | 提携業者数 | 最大査定数 | おすすめポイント |
---|---|---|---|---|
カーセンサー | 株式会社リクルートホールディングス | 1,000社以上 | 30社 | 提携業者数&最大査定数が業界最多レベル。大手から中小まで参加しているため、幅広い業者に査定依頼できる。 |
グー買取 | 株式会社プロトコーポレーション | 376社 | 1社 | 老舗中古車情報誌を発行している会社が運営。電話ではなくメールだけでのやり取りも可能。 |
ズバット車買取 | 株式会社ウェブクルー | 223社 | 10社 | 入力がシンプルで短時間で複数業者に査定依頼ができる。申し込み後愛車の査定相場が分かるのも◎。 |
ナビクル | 株式会社エイチームライフデザイン | 130社以上 | 10社 | 累計実績400万件超えの人気一括査定サイト。運営元のエイチームはスマホ用ゲームの開発・リリースでも有名。 |
カービュー | ヤフー株式会社 | 305社 | 8社 | 2022年7月ヤフー株式会社に吸収合併。日本最大級の車SNSサイト「みんカラ」が面白いと評判。 |
また、こういった車一括査定サービスには、大手・中堅の買取チェーンだけではなく、地域密着型の小さな買取店や廃車の買取を専門に行っている業者なども数多く参加しているため、大手・中堅が高く買取しなかった車であっても、驚くような価格で買取してくれる業者が見つかることもあります。