白湯おすすめの作り方とアレンジ方法

ヘルスケア


「白湯」ってなんとなく健康に良さそうな響きがありますが、実際のところ「白湯って一体なんなの?」疑問に思っている方も多いでしょう。

実は白湯には美容や健康にとって欠かせないアイテムでもあり、生活に取り入れることが推奨されています。

今回は「白湯ってそもそも何なの?」や「白湯を飲む効果や作り方」「誰にでもできる白湯のアレンジ方法」を詳しく紹介していきます。

目次

1.白湯って何?お湯との違いは?
2.白湯を飲むとどんな効果がある?
2−1.冷え性の改善
2−2.肩凝り・腰痛の緩和
2−3.便秘解消・デトックス
2−4.胃腸を温めてダイエットにも効果的
3.白湯の基本的な作り方
3−1.①やかんに水を入れて火にかける
3−2.②沸騰したら10〜15分ほどそのまま沸かし続けて完成
3−3.レンジでも作れる?
4.白湯の飲み方や飲むタイミングは?
4−1.1日700~800mlを目安に飲む
4−2.タイミングは朝一番がおすすめ
4−3.食後は飲まない方がいい
5.白湯のおすすめアレンジ方法
5−1.はちみつを入れる
5−2.レモンを入れる
5−3.生姜を入れる
5−4.ミントを入れる
5−5.オリーブオイルを入れる

1.白湯って何?お湯との違いは?

「白湯ってお湯みたいなものでしょ?」と思っている方も多いかもしれませんが、実は白湯はお湯とは異なる飲み物です。

白湯というのは「水を一度沸騰させ、不純物を除去してから冷ました飲み物」のことを指します。

当然、常温水とは異なりますし、お湯は沸騰をさせていません。

また、「湯冷まし」という飲み物もあり、こちらは一度沸騰させてから常温まで冷ました飲み物のことを指します。

なので、「白湯」というのは「1回沸騰させたお湯」というのが正確です。

2.白湯を飲むとどんな効果がある?

白湯は一度沸騰させて冷ましただけのただのお湯ではありますが、白湯を飲むことでさまざまな効果が得られます。

主な白湯の効果としては以下の4つが挙げられます。

  • 2−1.冷え性の改善
  • 2−2.肩凝り・腰痛の緩和
  • 2−3.便秘解消・デトックス
  • 2−4.胃腸を温めてダイエットにも効果的

それでは1つずつ詳しくみていきましょう。

2−1.冷え性の改善

50~60度ぐらいの白湯を飲むことで体を内側から温めることができます。

胃や腸といった内臓を温められるので、血行を改善し、新陳代謝を高める効果も得られます。

冷え性でお悩みの方は白湯を飲むことで、体を温めで血行を促進することで改善することができます。

2−2.肩凝り・腰痛の緩和

白湯を飲むことで体を内側から温めながら血行を促進していくと「肩こり」や「腰痛」にも効果を発揮します。

血行を促進することで肩や腰の痛みを緩和することができます。

2−3.便秘解消・デトックス

身体が温まって新陳代謝が活発になれば、利尿作用も期待できますし、体内の老廃物を排泄することができます。

便秘解消やデトックスにも効果的なので美容のために白湯を日常的に飲まれる方も多くいるようです。

また、余分な水分が排泄されることによって、むくみの解消も期待できます。

2−4.胃腸を温めてダイエットにも効果的

体内の老廃物を排泄したり、血行を促進して新陳代謝を高めればダイエットにも好影響を与えることができます。

新陳代謝が上がると脂肪燃焼効果も生まれるので、体重が気になる方は白湯を生活の一部に取り入れてみるといいでしょう。

3.白湯の基本的な作り方

白湯の作り方は至って簡単です。

すぐに手間なく作れるので気軽に続けることができます。

ただ、ちょっとしたポイントを抑える必要があるので、順を追って確認していきましょう。

3−1.①やかんに水を入れて火にかける

まず、やかんや鍋などに水を入れて、蓋をした状態で火にかけます。

3−2.②沸騰したら10〜15分ほどそのまま沸かし続けて完成

水が沸騰したら蓋を取って、そのまま10〜15分ほど沸かし続けます。

時間が経ったら火を止めて、飲めるようになるまで冷ませば完成です。

白湯は「水を一度沸騰させてから不純物を除去した飲み物」なので、このような工程が必要となります。

「一定時間沸かし続ける」というのがポイントなので覚えておきましょう。

3−3.レンジでも作れる?

白湯を作るポイントは「一度沸騰させる」ことにありますが、レンジを使って白湯を作ることはできるのでしょうか。

レンジだと沸騰しているかどうかをみることができませんし、時間調節も難しいかもしれません。

沸騰させることができなければ不純物を除去できず、白湯としてはイマイチになってしまうでしょう。

ただ、レンジを使って白湯を作ること自体は可能です。

この場合は、水道水ではなく「ミネラルウォーター」や「浄水器を通した水」を使えば、沸騰による消毒の代わりにすることができます。

コップなどに水を入れ、500Wのレンジで約2分温めれば白湯の完成です。

飲めるようになるまで冷ましてから飲んでください。

4.白湯の飲み方や飲むタイミングは?

白湯もただ飲めばいいというわけではなく、適切な飲み方やタイミングが存在します。

正しい白湯の飲み方や飲むタイミングを覚えて、効果をしっかりと得られるようにしてください。

また、逆に白湯を飲まない方がいいタイミングについても紹介していきます。

日常生活のベストなタイミングに白湯を取り入れてみてください。

4−1.1日700~800mlを目安に飲む

1日に飲む白湯の目安としては「700~800ml」といわれています。

これぐらいが適正な量と言われており、これ以上大量に飲んでも胃腸に負担をかけるだけになってしまいます。

過剰に体内の排泄機能を促進してしまうと老廃物だけでなく、栄養素まで体の外に出してしまい逆効果になってしまいます。

一度に800ml飲むのは大変なので、複数回に分けて飲むといいでしょう。

職場など外出先で白湯を飲む場合は、保温のできるボトルに入れておくと便利です。

4−2.タイミングは朝一番がおすすめ

白湯を飲むタイミングとしては「朝一番」が最もおすすめです。

朝起きてから30分以内の体や脳が目覚める時間帯に白湯をゆっくりと飲むことによって、体をしっかりと目覚めさせることができます。

身体が内側からポカポカと温まっていく感覚とともに、すっきりとした目覚めが得られるでしょう。

また、就寝前についても寝ている間は水分補給ができないため、寝る前に白湯を一杯飲むのもおすすめです。

4−3.食後は飲まない方がいい

逆に、白湯を飲まない方がいいタイミングとしては「食後」が挙げられます。

食事をした後は胃が満腹になっており、そこで白湯を飲んでしまうと過剰な水分補給となってしまいます。

必要以上に水分を摂取すると消化不良を起こす原因にもなってしまうので、白湯を飲むときは食後を避けて胃が落ち着いているタイミングを選ぶと効果的です。

5.白湯のおすすめアレンジ方法

白湯は毎日続けることで健康や美容に効果を得ることができますが、ただ沸騰させたお湯を毎日800ml飲むのは結構大変ですよね。

味もありませんし、常温水のようにゴクゴクと飲めるわけでもありません。

続けている中で「白湯に飽きてきた」という人もいらっしゃるでしょう。

そこでおすすめなのが「白湯のアレンジ」です。

いつも作る白湯にさまざまなものを入れることで味や風味を変えて美味しく飲むことができます。

白湯に飽きずに続けていくためにも白湯のアレンジ方法をいくつか知っておきましょう。

5−1.はちみつを入れる

甘いはちみつを白湯の中に入れれば口当たりもいいですし、美味しく続けられますね。

しかも、はちみつには脳のエネルギー源となるブドウ糖が豊富に含まれています。

脳が活発に働くことで朝すっきりと目覚められ、職場でもしっかりと頭を働かせることができます。

また、はちみつは喉にも優しいため、風邪をひいたときなどにもおすすめです。

5−2.レモンを入れる

シンプルにレモンを白湯に入れるというアレンジ方法があります。

レモンの酸っぱい風味が毎日飲む白湯に色味を与えてくれるでしょう。

また、レモンを入れることでビタミンCがたっぷり摂れるというメリットもあります。

ビタミンCには美容効果もあるので、ただの白湯を飲むよりも健康や美容への効果が期待できます。

5−3.生姜を入れる

生姜を入れると白湯で温まった体をより温める効果が得られます。

いつも作っている白湯に生姜を少し入れるだけで、飲んだ瞬間に身体がポカポカと温まってくるでしょう。

就寝前や帰宅後など疲れを癒したいときにもおすすめです。

5−4.ミントを入れる

ミントを入れるとすっきりと爽やかな味わいの白湯に仕上がります。

香りも良いので心身ともにリフレッシュすることができますね。

ミントにはストレスを緩和する効果やアレルギー症状を改善する効果も期待できます。

5−5.オリーブオイルを入れる

オリーブオイルには腸の働きを活発にする効果が期待できます。

なので、通常の白湯で得られる効果に相まって、便秘解消やデトックスにより高い効果が得られるでしょう。

あまり入れすぎてしまうと飲みにくくなってしまうので、オリーブオイルを入れる際は、小さじ1杯程度を目安に入れてみてください。