GTOが見られるVOD動画は?hulu、FOD、dTVのみ?
GTOと言えば1998年に放送されたテレビドラマ。
主演は反町隆史と松嶋菜々子、その他脇を固めるの俳優も豪華で放送後にはスペシャル版そして劇場版も製作された人気ドラマの1つです。反町隆史が歌う主題歌「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」も大ヒットを記録しました。
さらに本作のリメイク版としてEXILEのダンサーAKIRA主演で2012年に再びドラマ化。多くの人に愛された作品として今もなお高い人気を集めています。
そんなもはや伝説的なテレビドラマとなった本作が、なんとビデオオンデマンドで鑑賞できるというのです。現在数多くのビデオオンデマンドが存在しており、どこで鑑賞できるのか探すのはひと苦労。
そんな方のために1998年版GTOを見るための情報をご紹介、さらにアニメ版や映画版、キャストの魅力についてもご紹介いたします。
●GTOが見られるビデオオンデマンド
GTOを見ることができるビデオオンデマンドはいくつかり、その中から今回「ビデオマーケット」「フジテレビオンデマンド」「DTV」の3つをご紹介します。
それぞれのサービスでは作品の味方やサービス自体の利用方法も異なるため注意が必要。
さらにGTOと言っても3つ全てでテレビドラマ版の配信はあるものの、それ以外のアニメ版、スペシャル版、映画版などの配信は少々異なります。
その辺りも含めてまずはそれぞれのサービスごとでご紹介いたします。
●ビデオマーケットでGTOが見られる!
ビデオマーケットとは19万本という動画の数を誇る規模の大きなビデオオンデマンド。月額500円のコースと980円のコースがあり、500円コースでは基本的にはポイントを消費して作品を鑑賞、980円コースでは見放題が付いてくるといったものです。
GTOを見れるビデオオンデマンドの1つとして存在しているビデオマーケットですが、本作の鑑賞にはポイントが必要です。さらに鑑賞には2つの方法があり、1話ごとにポイントを払って見る方法、全話まとめて1度にポイントを払う方法とがあります。
どう違うのか、これはポイント数でテレビドラマ版全12話を1話ずつ払うよりもまとめて全話分支払ったほうがはるかにお得。もしはじめから全て見ようと考えているのならまとめての方が断然お得になっています。
「ビデオマーケットで見られるGTO作品」
・テレビドラマ版
●フジテレビオンデマンドでもGTOが見られる!
フジテレビオンデマンドもまたいくつかのコースが存在しているビデオオンデマンドです。一番人気のコースが月額888円のFODプレミアムコースで限定的ですが多くの作品が見放題作品として鑑賞可能。
さらにフジテレビオンデマンドには非会員となる月額ゼロ円コースもあり、こちらは見逃し配信のみを期間限定で鑑賞可能となっています。
GTOは本サイトではポイント利用での鑑賞が可能となっており、1話ずつ、もしくは全12話まとめての鑑賞が可能。こちらでも全話まとめての方がお得になっており是非ともまとめてポイントを支払ってしまいたいところです。
「フジテレビオンデマンドで見られるGTO作品」
・テレビドラマ版
・アニメ版
●dtvでもGTOが見られる!
dtvはドコモが提供するビデオオンデマンドですが、ドコモユーザー以外の全ての人が利用可能のサービスです。基本的には全ての作品が見放題となっており、月額500円のコースが1つだけというところも特徴となっています。
もちろんGTOに関しても見放題。上2つのサービスとは違っていつでも好きな時に好きなだけ見られるのはdtvのメリットの1つと言えるでしょう。
基本的には月額見放題サービスであるdtvですが、1つ注意点があるとすれば一部新作が有料レンタルになっているということです。公式サイトでは少し分かりづらいかもしれませんが、料金が別途かかるものには「¥」マークが付いているのでこれを参考にするといいでしょう。
「dtvで見られるGTO作品」
・テレビドラマ版
・ドラマスペシャル版
・アニメ版
・映画版
・台湾との共同制作版
●ドラマだけじゃなくアニメ版のGTOが見られるのはどれ?
GTOとはもともとは藤沢とおるによる漫画作品。テレビドラマ版が放送された翌年にこの原作漫画をより色濃く再現したテレビアニメ版の放送が始まり、 ラルクアンシエルやポルノグラフィティが主題歌を務めたことでも人気を集めました。
このテレビアニメ版を見ることができるビデオオンデマンドは「フジテレビオンデマンド」と「dtv」。
どちらも全43話を全て配信していますが、dtvでは月額500円で見放題となっている一方でフジテレビオンデマンドでは月額888円コースから鑑賞が可能。月額料金だけで見るとdtvの方がお得感を感じられます。
●GTOの感想。見どころを大解説
GTOの大きな特徴はやはり異色の教師として登場する主人公鬼塚英吉の存在です。アニメ版では原作同様に金髪、ドラマ版では金髪でこそないもののその態度や話し方に元不良としての存在感をしっかりと醸し出しています。
学園ドラマとして元不良の現教師がその熱意で生徒達を正しい道へと導く、のかと思いきや金儲けを企んだり生徒の母親に手を出そうとしたりとハチャメチャな教師ぶりを披露します。
でもたんなる元不良のふざけた教師で終わらないのが人気の理由。ふざけた態度でいながら、生徒のピンチには颯爽と現れ熱意の籠った目で救出。大事な所では真っ当なセリフを吐き、生徒を少しずつ成長させていくヒューマンドラマとしての大事な部分も取り入れています。
このギャップが面白い部分で、原作に近いビジュアルのアニメ版ではなおのことふざけた時の絵とマジメな時の絵のコントラストが光っています。少し気を緩めればセクハラまがいなことをしでかし、しかし大事な部分ではマジメな顔を披露する。もはやどちらが本性かよく分からないこの主人公ですが、彼に関してはそれが一番面白く特徴的な部分でしょう。
物語自体もまた当時の学生の悩みや不安を露わにしたストーリーが展開し、一言では言い表せられない複雑な年頃である難しさを描き出しています。一般的な教師でさえ手こずるであろうそんな10代の生徒達を、彼らよりもさらに個性を爆発させた主人公鬼塚英吉が普通とは違った方法で導いていく、そんな作品になっています。
●映画版GTOの解説
テレビドラマ版が放送された翌年には、ドラマのヒットを受けて劇場版が製作されました。
物語の舞台は場所をドラマ版から場所を移した北海道。主人公鬼塚英吉役はドラマ版同様反町隆史が務めているが、彼以外のキャストは本作で一新されています。
ヒロインには藤原紀香、その他には田中麗奈、戸田恵子、宇梶剛士、田山涼成などが出演しています。
舞台を北海道のある学園として、そこで臨時教員として働くことになった鬼塚英吉の新たな活躍を描く物語。以前いた街とは違った小さな町はこれまでとは違った問題に直面している人達がおり、教師として動く中で生徒や共に教師として働く同僚との交流を描いています。
実はこの映画版、テレビドラマ放送終了後に放送されたドラマスペシャル版の続編でありシリーズの完結編として位置づけられています。平均視聴率が28%という伝説的なドラマを締めくくるものとなり大きな話題にもなりました。
●ドラマスペシャル版のGTOの解説
劇場版の前日譚となるドラマスペシャル版でも鬼塚英吉の新しい学校での物語が展開しています。
ある学園での代理教員として採用され、再び生徒達の前で熱血を奮おうとした鬼塚英吉ですがそこは彼にとって初めての女子高。相手にされることもなく完全に無視されるところから始まります。
その頃にはテレビドラマ版で長きに渡りやきもきさせていた松嶋菜々子演じるヒロイン冬月と交際がスタートしており、女子高でのスタートこそ失敗に終わったがプライベートでは上手くことが進んでいました。
しかしそんな矢先に冬月の父親が2人の元へとやって来ることになり、学校生活とプライベートでまた火花を散らせることになるのです。定番のGTO節がさく裂しながら、熱い展開を巻き起こします。
そして物語は劇場版となる完結編へと続いていくのです。
●GTOのキャストの魅力を解説
GTOの魅力は物語の展開と破天荒な主人公鬼塚英吉の存在、そして彼を取り巻く数多くの人物です。
テレビドラマ版では主人公を反町隆史、ヒロインを松嶋菜々子が務めるだけでなく個性豊かなキャストが勢ぞろいしています。テレビドラマ版、ドラマスペシャル版、映画版でキャストもがらっと変わるのでその魅力をご紹介します。
「テレビドラマ版」
テレビドラマ版で強烈な存在感を放っていたのは反町隆史と松嶋菜々子だけではありません。鬼塚英吉を追い出そうと躍起になる教頭・内山田ひろし役を中尾彬が、内山田にいつもくっついている学年主任を近藤芳正、そして松嶋菜々子演じる冬月にかつてストーカーを働いた数学教師に井田州彦が起用されています。
さらに本作では現在でも活躍している人物が多く出演しており、窪塚洋介、小栗旬、藤木直人、木村多江などが同じように存在感を光らせていました。
「ドラマスペシャル版」
テレビドラマ版のその後の話として語られる本作でも新たにキャストが加わっており、生徒役に片瀬那奈、浅見れいな、職員役に細川茂樹などが出演しています。
「映画版」
シリーズ完結編ではキャストは鬼塚英吉以外新キャストとなり、舞台も北海道へと移ったことからその雰囲気をガラリと変えています。新たに登場するのは藤原紀香、田中麗奈、戸田恵子、宇梶剛士など豪華な顔ぶれとなっており、完結編ということもあり映画もヒットを記録しています。
●まとめ
反町隆史、松嶋菜々子の伝説的ドラマとして現在まで語られているGTO。ドラマ、映画、アニメそして原作となった漫画と多数のジャンルで楽しむことができる異色の学園ドラマとして存在しています。
さらにブームは終わることなく、2012年にはリメイク版となるテレビドラマが製作されています。
いつの時代も悩みが尽きることの無い10代の少年少女、彼らと共に歩む1人の教師の雄姿を見ることができる作品となっています。