原付の任意保険の相場を比較。おすすめの値段が安いのはどこ?

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原付任意保険の相場

目次

原付の任意保険の相場を徹底比較。一番安い任意保険はどこ?
原付は自賠責保険に入っているので自動車保険に入る必要はないのでは?
原付の場合、任意保険に入らなくていい?
未成年でも原付の任意保険に入る必要があるの?
任意保険はコンビニでも加入可能?
原付の任意保険の入り方
原付バイクを購入したら新規で自動車保険に入るのはあり?
ファミリーバイク特約とはどんなもの?
原付は排気量が少ないので保険料が安い?

原付の任意保険の相場を徹底比較。一番安い任意保険はどこ?

原付の任意保険の相場を徹底比較。一番安い任意保険はどこ?
原付の任意保険を扱っている代表的な保険会社は以下の3つがあります。

各保険会社によってサービスや特徴は異なりますが、ここでは「全年齢補償」の保険料にどのような違いがあるかを比較します。

三井ダイレクト損保 アクサダイレクト チューリッヒ保険
保険期間 1年 1年 1年
純新規 48,520円 28,320円 28,360円
1等級 設定なし 40,650円 36,070円
2等級 設定なし 33,160円 28,360円
3等級 42,360円 29,390円 24,940円
4等級 36,980円 26,090円 21,950円
5等級 32,760円 24,500円 19,600円
6等級 30,460円 22,710円 18,320円
7等級 26,230円 20,770円 16,960円
8等級 22,390円 18,370円 14,830円
9等級 21,240円 17,650円 14,190円
10等級 20,460円 17,170円 13,760円
11等級 19,700円 17,690円 13,320円
12等級 19,320円 16,980円 13,110円
13等級 18,930円 16,510円 12,900円
14等級 18,550円 16,290円 12,700円
15等級 18,160円 15,950円 12,480円
16等級 17,780円 15,620円 12,270円
17等級 17,410円 14,850円 12,060円
18等級 17,010円 14,730円 11,840円
19等級 16,630円 14,500円 11,620円
20等級 13,560円 13,190円 9,900円
契約可能年齢 満18歳以上 満20歳以上 満20歳以上
対人賠償 無制限 無制限 無制限
対物賠償 無制限 無制限 無制限
搭乗者傷害 200万円 200万円 200万円
サービス・特徴 休日事故対応

レッカーサービス

インターネット割引

休日事故対応

レッカーサービス

インターネット割引

休日事故対応

レッカーサービス

インターネット割引

ゴールド免許割引

走行距離割引

割引・特典 月々の分割払いが可能 最大10,000円割引 新規最大3,000円割引

3社では三井ダイレクト損保の保険料が高くなっていることが分かります。

ただ三井ダイレクト損保は分割払いが可能なため、保険料は支払いやすいのが特徴です。

またチューリッヒ保険は、ゴールド免許割引や走行距離割引など、割引制度が充実していますし、3社の中では保険料が一番安いことが分かりますね。

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原付は自賠責保険に入っているので自動車保険に入る必要はないのでは?

原付は自賠責保険に入っているので自動車保険に入る必要はないのでは?
原付で公道を走るときは自賠責保険に加入することはもちろんですが、もし車をもっていて車の任意保険に加入している場合は、ファミリーバイク特約をつけることをおすすめします。

もし車をもっていない場合は、自動車保険に加入することはできませんし、自動車保険に加入していないということはファミリーバイク特約に加入することもできません。

ただ原付はあとでもお示ししますが、自賠責保険だけでは補償の範囲はかなり限られていますので、ファミリーバイク特約に加入できない場合は、原付の任意保険に加入することをおすすめします。

原付の場合、任意保険に入らなくていい?

原付の場合、任意保険に入らなくていい?
原付の自賠責保険は以下のような保険料と補償内容になっています。

<自賠責保険料・沖縄>

保険期間 1年 2年 3年 4年 5年
保険料 7,500円 9,950円 12,340円 14,690円 16,990円
1年あたりの保険料 7,500円 4,980円 4,110円 3,670円 3,400円

平成29年4月1日以降保険始期の契約で、離島以外の地域(沖縄県を除く)に適用する保険料です。

自賠責保険は必ず加入しなければいけない保険で、もし未加入のまま原付に乗った場合は、1年以下の懲役または50万円以下の罰金、6点減点(免許停止処分)となります。

自賠責保険の補償内容は以下の通りです。

損害の範囲 支払限度額(被害者1名あたり)
傷害による損害 治療関係費、文書料

休業損害、慰謝料

最高120万円
後遺障害による損害 逸失利益、慰謝料等 神経系統・精神・胸腹部臓器に著しい

障害を残して介護が必要な場合

・常時介護のとき:最高4,000万円

・随時介護のとき:最高3,000万円

後遺障害の程度により

第1級:最高3,000万円~

第14級:最高 75万円

死亡による損害 葬儀費、逸失利益、

慰謝料(本人および遺族)

最高3,000万円
死亡するまでの傷害による損害 (傷害による損害の

場合と同じ)

最高120万円

つまり補償される支払限度額は、死亡の場合は3,000万円、傷害の場合は120万円、後遺障害の場合は75~4,000万円になります。

ただこれを超える補償が必要な場合は、任意保険で超えた分を補償するのが一般的です。

これまでの原付の死亡事故の例もありますので、そのことを考えると任意保険には加入しておくべきでしょう。

未成年でも原付の任意保険に入る必要があるの?

未成年でも原付の任意保険に入る必要があるの?
原付免許は16歳から取得することができますので、16~19歳の方が未成年として原付に乗ることが可能です。

未成年は原付の運転経験が少ないため、事故を起こす可能性も高くなります。

そのあらわれとして、先ほど全年齢の任意保険料についてご紹介しましたが、そこに示されてあったのが未成年の任意保険料です。

21歳以上、26歳以上というふうに、年齢区分が高くなるほど任意保険料が安くなりますが、20歳以下が加入する全年齢の任意保険料が高いのは、事故を起こす可能性が高いからといえるでしょう。

年齢に関係なく任意保険に加入することをおすすめしますが、未成年も同じく任意保険料が高いとしても任意保険には入るべきです。

任意保険はコンビニでも加入可能?

任意保険はコンビニでも加入可能?
原付の自賠責保険の加入はコンビニでも可能ですが、任意保険の加入に関しては2018年5月現在ではどこのコンビニも取扱いがありません。

自賠責保険はどこの保険会社も保険料は変わりませんし、補償内容も統一されているため、コンビニでも簡単に加入することができるようになっています。

しかし任意保険は保険会社によって保険料や補償内容が違いますので、コンビニで簡単に加入というわけにはいかないのです。

ただ任意保険の加入はスマホやパソコンから簡単に手続きを行なうことができますので、わざわざコンビニまで行かなくていいですよ。

原付の任意保険の入り方

入り方
原付の任意保険に加入するためには、ネットの一括査定サイトからアクセスするか、加入したい任意保険会社が決まっている場合は、その保険会社のホームページにアクセスすると、そこから加入手続きを行なうことが可能です。

原付の任意保険の加入手続きを行なう場合に必要なものは「運転免許証」「標識交付証明書」です。

「軽自動車納税証明書または領収証」「軽自動車税申告書」で代替できる場合もありますが、上記の2点を順位しているほうが安心ですよ。

一般的に任意保険に加入するときに任意保険会社から尋ねられる質問については、以下の表を参考にしてください。

契約者について ・保険始期日 ・名前 ・住所 ・連絡先電話番号 ・メールアドレス
契約車両について ・バイクの種類 ・排気量 ・メーカー名 ・車名
おもな運転者について ・契約者との続柄 ・性別 ・生年月日 ・住まいの都道府県

・運転免許証の色 ・補償の対象となる運転者の範囲

・補償の対象となる運転者

現状で他の任意保険会社で任意保険に加入している場合は、その保険内容についても尋ねられますので、現在加入している保険会社の保険証書を準備しておくと、手続きがスムーズに進みます。

原付バイクを購入したら新規で自動車保険に入るのはあり?

原付バイクを購入したら新規で自動車保険に入るのはあり?
原付を購入した場合、自動車保険に加入するタイミングがあるのであれば、自動車保険に加入するのはありです。

なぜなら自動車保険に加入すると、あとでお示しする「ファミリーバイク特約」をつけることができます。

自動車保険に加入しても、別個に原付の任意保険に加入することも可能ですが、それは保険料等で損するところが出てきてしまいますので、新規で自動車保険に加入するのであれば、ファミリーバイク特約
を利用するといいでしょう。

ファミリーバイク特約とはどんなもの?


ファミリーバイク特約は、原付バイクの事故により、被保険者(補償の対象となる方)が死傷された場合に補償してくれ、また法律上の損害賠償責任を負った場合に補償してくれます。

法律上の損害賠償責任とは、自分が運転する車・バイクで、他人にケガをさせてしまった場合や他人の車を壊してしまった場合など、相手方に与えた損害について賠償する責任のことをいいます。

なお、損害が生じても、時価を超えてしまうような高額な修理費や、自分の責任を超えてしまう部分については法律上、損害賠償責任を負う必要はありません。

法律上、損害賠償責任を補償の範囲とする対人賠償保険・対物賠償保険では支払いの対象となりませんので注意が必要です。

ファミリーバイク特約は、本人もしくは家族の誰かが車の任意保険に加入中で、原付を含む125cc以下のバイクのみに加入できる、かなりお得な保険です。

つまり本人または家族の誰かが車の任意保険に加入していて、対象のバイクが125cc以下であれば誰でも加入することができます。

ここで気になるのは「車の任意保険のファミリーバイク特約と、個別に原付の任意保険に入っていているのとでは保険料は違うの??」ということでしょう。

さまざまなケースはありますが、個別に任意保険に加入していた場合の年間保険料が2~3万円だったのが、ファミリーバイク特約を利用した場合は、年間保険料が1万円になったという例もあります。

このように保険料が半額以下になった例はたくさんあるのです。

任意保険会社のファミリーバイク特約で補償されるのは、一般的に以下のようになっています。

相手方への補償 自分の補償
ケガ 車・モノの修理費用 ケガ 原付バイク・モノの修理費用
自損傷害型 ×
人身傷害型 ×

○;補償します ×;補償できません △:自損事故または無保険車との事故の場合に補償します

以下ではファミリーバイク特約のメリット・デメリットを示しておきますね。

メリット デメリット
個別の任意保険に比べ保険料が安くなる ファミリーバイク特約だけ加入はできない
バイクが何台でも補償してもらえる 等級による割引がない
借りたバイクでの事故でも補償してもらえる
自動車保険の特約に影響がない
ファミリーバイク特約には年齢制限がない

原付は排気量が少ないので保険料が安い?

原付は排気量が少ないので保険料が安い?
原付の保険料が安いのは、排気量が影響している傾向にあります。

バイクも車もそうですが、排気量が大きくなるほど保険料が高くなります。

排気量が大きいほど簡単にスピードが出る傾向があり、スピードが出るとどうしても事故率が高くなってしまいます。

その点、原付の最高速度は30km/hですし、道路によってはこれを下回る制限速度であればそれに準じなければいけません。

原付の保険料が安いのは排気量と関連していることが理解できますね。