ライトコインキャッシュLCC爆誕!litecoinもハードフォーク!

ビットコインの分裂が一応の落ち着きを見せたこのごろですが、2018年も仮想通貨にはニュースが続出しそうです。
その中でも最近とくに注目を集めていることが「ライトコインはハードフォークするかも?」という情報です。これまでそんなうわさがなかったため大きな関心を集めています。
果たしてこのうわさは本当なのでしょうか?
ハードフォーク前にライトコインが欲しい方は以下の取引所で準備しましょう。
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ライトコインキャッシュ(LCC)はどんなコイン?
ライトコインキャッシュはライトコインからハードフォークして生まれる予定の新通貨とされています。
ティッカー(通貨の単位)はLCCと表記され、発行上限は8億4000万LCCを予定しています。
ライトコインの発行上限が8,400万LTCなので10倍の量が発行されるのですね、ライトコインキャッシュはブロックサイズが13GBとなっているのも特徴です。
これは現在人気の銘柄の中でも驚くほど大きいブロックサイズで、ビットコインキャッシュが8MBでも取引承認スピードが遅いといわれているのにどうなるんでしょうか?
しかもライトコインキャッシュはセグウィットにも対応しているので、記録できる情報を小さくしてより多くの取引が保存できることになります。
しかしライトコインに先駆けてライトニングネットワークを実装しているという点も注目してしまいます。
かなりスペックの高いコインになりそうですね。
ライトコインのハードフォークとは?
ライトコインキャッシュのハードフォークは、ライトコインのブロック生成数が1371111になったタイミング
を予定しています。
ライトコインのブロック高
具体的な日付としては2018年2月19日に行われる予定です。
ブロック生成時間はライトコインと同じく2.5分となっており、マイニングアルゴリズムはSHA256となっておりビットコインと同じ仕組みです。
ライトコインキャッシュ公式サイトでは、類似している通貨との比較をしています。
- ・ライトコインと比較して
ライトコインキャッシュのほうが取引手数料が低く抑えられ、マイニング難易度の調整がハイレベル
- ・ビットコインと比較して
ライトコインキャッシュのほうがはるかに安く、すばやいトランザクション処理が可能です。
実用性も高いのでより幅広い層で使えるようになります。
- ・ビットコインキャッシュと比較して
ライトコインキャッシュはセグウィットが実装されているので、ブロック生成時間が大幅に短縮されています。
ライトコインキャッシュLCC誕生の噂はほんと?
このようにライトコインキャッシュは技術的にも優れた面があるコインだと利用できます。
しかし、少し気になる点があります。
それはライトコイン運営からの公認を受けていないこと。
ビットコインの分裂劇も開発と関係のないチームが次々と新コインを開発していますが、ライトコインは開発者がはっきりとわかっており勢力による対立もうわさレベルでもないために不思議な印象があります。
ライトコインキャッシュの公式サイトでもライトコインの運営チームとは無関係であるということが明記されています。
Big fan(大ファンです)と、ライトコインキャッシュ開発チームはライトコインへの厚意を明らかにしています。しかし、肝心のライトコイン開発チームは否定的な姿勢を明らかにしています。
開発者のチャーリー・リー氏は公式ツイッターアカウントで「ライトコインはいかなるハードフォークも予定しておらず、それを騙る存在はすべて詐欺です。」とまで強い調子で否定しています。
Since on the topic of scams, any fork of Litecoin, calling itself Litecoin something or other, is a scam IMO. Litecoin Cash, Litecoin Plus, Litecoin *… all scams trying to confuse users into thinking they are Litecoin.
This also applies to all Bitcoin forks trying to confuse.
— Charlie Lee [LTC⚡] (@SatoshiLite) January 30, 2018
それを踏まえて公式サイトを見てみるとホワイトペーパーも記載されておらず、ロードマップもごく短期間の簡素なものしか表示されておらず杜撰さが感じられます。ハードフォーク直前にもかかわらず、うぉレットなどのサービスも公開されていないのが気になります。
しかも開発チームがたったの4人とごく少数な上に具体的な経歴も記されていないため、あまり信憑性がたかいハードフォーク案件とはいえなさそうです。
ライトコインキャッシュではライトコインの秘密鍵をインポートする必要があるそうなので、もし少しでもこの件に関して不安に思う人は参加しないほうがいいかもしれません。
ライトコインキャッシュがもらえる取引所はどこ?
ライトコインキャッシュを配布する取引所は現時点で決まっていません。
日本の取引所は協会が特にハードフォークコインに関しても厳しいため、国内の取引所ではまず付与されないと思って間違いないでしょう。
しかし通常、有名な銘柄がハードフォークすると発表したのであればそれがどれだけ胡散臭くても、上場すえう取引所があるものですが公式サイトにも記載がないのが気になります。
メディア情報も信憑性に欠けるものばかりでしたし、やはりチャーリー・リー氏が言うように詐欺案件の可能性が高いかもしれません。
ライトコインキャッシュ公式はハードフォーク時点で、ライトコインを保有している人はライトコインキャッシュを1:10で付与するとしています。
それでも気になる!という人はライトコインキャッシュの公式ツイッターアカウントなどで、最新の情報を収集していくといいと思います。