ドクターズダイエットドッグフードの口コミと評判。成分まで解明
ドクターズダイエットドッグフードは名前の通り、動物病院で取り扱い・販売しているドッグフードです。
医師がおすすめしているようなドッグフードは、安心・安全で高品質のイメージですが、
「動物病院がおすすめしているフードは本当に高品質なの?」
「ドクターズダイエットドッグフードの成分値は?」
「愛犬が食べてくれるか不安。」
このような不安や疑問を抱えている方も多いと思います。
本記事では、そのような不安や疑問を解決するために、ドクターズダイエットドッグフードの口コミや評判、成分などのさまざまな特徴について解説していきます。
本記事を読むメリットは下記の4つです。
- 口コミと評判が分かる
- 含まれている成分まで把握できる
- 品質が良いかどうか分かる
- 愛犬にオススメなフードかどうか分かる
それでは解説していきます。
ドクターズダイエットドッグフードの口コミと評判
ドクターズダイエットドッグフードの良い口コミと悪い口コミをそれぞれ解説していきます。
まずは良い口コミから。
ドクターズダイエットドッグフードの良い口コミ
- 粒が軽くて食べやすいみたいで、いつもより食が進んでいます。
- 以前食べていたフードよりも、便臭が減った気がします。
良い口コミの中で、食いつきの良さや便臭の減少に関する口コミが多くみられました。
続いて悪い口コミ。
ドクターズダイエットドッグフードの悪い口コミ
- 食いつきが悪いです。
- よく食べてくれるけど、やっぱりトウモロコシが気になる…。
食いつきに関しては個人差があるとして、原材料に関する口コミが多い印象です。
果たしてどのような原材料が使用されているのでしょうか。
ドッグフードおすすめ比較安い口コミと評判ランキング。子犬からシニア
ドクターズダイエットドッグフードの基本情報
フードの総合評価(A~E) | Dランク |
---|---|
参考価格 | 1.8kg:2,468円(税別) |
100gあたり | 約103円 |
カロリー | 356kcal/100g |
主原料 | トウモロコシ |
原産国 | 日本 |
対応年齢 | 全年齢対象 |
賞味期限 | 未開封で1.5年 |
販売元 | ペットライン株式会社 |
ドクターズダイエットドッグフードは、ペットライン株式会社が製造・販売しているフードです。
動物病院でも取り扱われており、愛犬それぞれの悩みに適したフードラインナップが用意されているのが特徴です。
しかし、主原料にトウモロコシが使用されていたりと、病院でオススメされているフードであることを考えても高品質とはいえない一面もあります。
こういった点から、当サイトではDランクとさせていただきました。
ドクターズダイエットドッグフードの3つの特徴
ドクターズダイエットドッグフードには下記の3つの特徴があります。
- 添加物を使っていない
- さまざまなシーンに合ったフードラインナップ
- 獣医師さんと相談しながら選べるドッグフード
ここからは上記の3つの特徴をそれぞれ解説していきます。
添加物を使っていない
動物病院で取り扱っているフードなだけあって、食品添加物を一切使っておりません。
そのため、添加物を気にしている人でも安心して使用することができます。
さまざまなシーンに合ったフードラインナップ
ドクターズダイエットドッグフードには、愛犬の健康状況や年齢に合わせた多彩なフードラインナップが用意されています。
フードを選ぶ選択肢の幅が広いので、愛犬のさまざまな悩みに対応してくれます。
獣医師さんと相談しながら選べるドッグフード
動物病院で取り扱っているドッグフードの良さとして、獣医師さんと直接相談しながら愛犬に合ったフードを選ぶことができる点が挙げられます。
愛犬の現在の健康状況を獣医師さんに話すことによって、的確なアドバイスを受けながら最適なフードを選ぶことが可能です。
【安全性】ドクターズダイエットドッグフードの原材料を徹底解説
ドクターズダイエットドッグフードにはさまざまな原材料が使用されています。
動物病院でおすすめされているフードとなると、良い原材料を使用しているように感じてしまいます。
しかし、一概にそうとは言い切れません。
ここからは、ドクターズダイエットドッグフードに使われている主な原材料をピックアップして解説していきます。
トウモロコシ
トウモロコシは、ドクターズダイエットドッグフードの主原料として使用されています。
しかし、使用されているトウモロコシは、品質の詳細が記載されていません。
その場合、栄養の無いヒゲや皮、芯などの部分が使用されている可能性も考えられます。
さらに、トウモロコシは消化不良や穀物アレルギーの原因にもなるので、与える場合には要注意です。
おから
おからには食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を整える効果があります。
また、おからにはオリゴ糖も含まれており、善玉菌を増やすエサの役割を果たしてくれます。
さらには、高タンパクで低カロリーの食べ物なので、犬の健康促進に最適な原材料といえるでしょう。
ビール酵母
ビール酵母とは、ビール作りの過程で使われる酵母菌です。
アミノ酸やビタミン、食物繊維などの栄養素を豊富に含んでいるので、胃腸の働きの活性化や栄養素の補給に役立ってくれます。
脱脂大豆
脱脂大豆は、大豆を加工した後の搾りかすです。
栄養分が少なく消化もしにくいので、下痢などの消化不良や免疫力の低下を引き起こす原因になる可能性があります。
動物性油脂
動物性油脂とは、家畜の廃棄物から脂肪を取る「レンダリング」の際にできるものです。
動物性油脂の中には、病気の動物の油分や殺虫剤などが含まれたままの可能性があります。
ミートミール
ミートミールには、4Dミートなどの粗悪な原材料が含まれている可能性があります。
食べ続けていると、犬の健康に害を及ぼす可能性がありますので注意が必要です。
小麦粉
小麦粉は、小麦を粉末状に加工したものです。
小麦は、アレルゲンになりやすい原材料です。
また、小麦に含まれるグルテンは消化がしにくく愛犬の胃腸に負担がかかってしまう恐れがあります。
セルロース
セルロースとは植物性の繊維の1つで、危険性のある原材料というわけではありません。
しかし、これといって特に必要な原材料ではないものです。
さらには、ビートパルプなどの良くない原材料が含まれている可能性もあるので注意が必要です。
ドクターズダイエットドッグフードに含まれる成分を解説
ここからは、ドクターズダイエットドッグフードに含まれている保証成分値を解説していきます。
タンパク質 | 26.0% |
---|---|
脂質 | 7.5% |
粗繊維 | 6.5% |
灰分 | 8.0% |
水分 | 10.0% |
ドクターズダイエットドッグフードのデメリット
ここからは、ドクターズダイエットドッグフードのデメリットについて解説していきます。
具体的なデメリットは下記の2点です。
- アレルゲンが多い
- 原材料の詳細が不鮮明
それでは解説していきます。
アレルゲンが多い
添加物の使用が一切ない点は評価できるのですが、主原料であるトウモロコシや小麦などのアレルゲンになりやすい原材料が多く使われています。
そのため、愛犬が穀物アレルギーなどを持っている場合にはあまりおすすめできません。
原材料の詳細が不鮮明
動物病院が提供しているフードであるにもかかわらず、原材料に関する詳細な情報が不鮮明です。
これだと粗悪な原材料が使用されている可能性も考えられるので、原材料にこだわりのある方は注意が必要です。
ドクターズダイエットドッグフードはこんな人におすすめ
ここまで、ドクターズダイエットドッグフードの特徴や原材料を解説してきました。
解説した内容を踏まえたうえで、ドクターズダイエットドッグフードはどんな人におすすめかを解説していきます。
ラインナップが濃いフードを探している人
年齢や健康状況に合わせたフードラインナップは、通常のプレミアムフードではあまり見られません。
なので、尿のpHを意識している人や体重管理を徹底してケアしたい人にとってはぴったりのフードといえるでしょう。
獣医師さんと直接相談しながらフードを選びたい人
動物病院取り扱いのフードの特権として、獣医師さんから愛犬に合わせた的確なアドバイスをもらって、それを踏まえたうえでフードを選択できる点があります。
普段のフード選びでどれが良いか分からず迷ってしまう人でも、すぐに愛犬に最適なフードを選ぶことが可能です。
ドクターズダイエットドッグフードの給与量
ここからはドクターズダイエットドッグフードの給与量について解説していきます。
1日あたりの給与量(成犬用)
1kg | 35g |
---|---|
2kg | 65g |
5kg | 125g |
7kg | 160g |
10kg | 210g |
12kg | 240g |
15kg | 285g |
20kg | 355g |
25kg | 420g |
ドクターズダイエットドッグフードの販売店舗は?サンプルはもらえる?
ドクターズダイエットドッグフードは、通常のホームセンターなどの店舗では取り扱ってないことが多いです。
病院での処方やオンラインショップで購入するようにしましょう。
またサンプルに関しては、ドクターズダイエットドッグフードの取り扱いのある動物病院でのみ配布しています。
ドクターズダイエットドッグフードはAmazon、楽天でも購入できる?
アマゾン楽天のどちらでも購入が可能です。
両サイトを比較して最安値を調査してみましたが、現在ドクターズダイエットドッグフードの値段が最も安いのは楽天であることがわかりました。
もちろん最安値は常に変化するものなので、定期的に両サイトのチェックをするようにしましょう。
ドクターケアとの違いは?
ドクターズダイエットに名前の似たフードで、ドクターケアというフードがあります。
2つのフードの違いとしては、下記の通りです。
- ドクターケアは、治療を目的とした療法食
- ドクターズダイエットは、各種ケアを目的としたプレミアムフード
ドクターズケアは病気を治療するために使用するフードなので、病院でオススメされることは基本的にありません。
ドクターズダイエットドッグフードのラインナップを解説
ドクターズダイエットドッグフードのラインナップは全部で6種類あります。
種類は少なめですが、あらゆる場面に対応したラインナップとなっています。
それでは、ドクターズダイエットドッグフードのラインナップ全6種を1種類ずつ解説していきます。
ドライフード
ドライフードとは、水分が10%以下のフードのことです。
ドライフードの主なラインナップは以下のとおりです。
パピー
子犬の成長期に合わせて全体的にも高栄養価になっています。
具体的には下記の通りです。
- タンパク質 28%
- 脂質 12.5%
- 代謝エネルギー 362kcal/100g
さらには、子犬の脳の発達を助けるためにオメガ3脂肪酸を強化していたり、歯や被毛の健康維持のためにグロビゲンPGを配合しています。
シニア
リンとナトリウムを減らすことでヘルシーなフードに仕上げています。
ただし、その分栄養価はほかの種類よりもやや低めです。
他にも、関節ケアに最適なグルコサミンを配合したり、歯や被毛の健康維持に配慮した機能性原料を配合していることも特徴です。
メインテナンス
フード中のミネラルバランスを調整することで、尿pHが6.2~6.4になるように設計されたフードです。
尿結石になりやすいミニチュア・シュナウザーなどの犬種や、腎臓が弱い愛犬に最適です。
体重管理
脂質とカロリーを減らすことで、体重の管理がしやすい設計になっています。
具体的な数値は下記の通りです。
- 脂質 7.5%
- 代謝エネルギー 332kcal/100g
また、筋肉の健康維持のためにL-カルニチンを配合しているのも特徴です。
被毛管理
食物アレルギーに配慮しているフードで、主となるタンパク源に米とチキン(純国産)を使用しています。
穀物アレルギーには対応していないので、そちらだけ要注意です。
ほかにも、被毛の健康維持に配慮してオメガ3脂肪酸やY-リノレン酸、亜鉛アミノ酸複合体などを配合しています。
避妊・去勢
避妊・去勢をした後の食欲増進による体重増加を防ぐために、低カロリーになっています。
具体的な代謝エネルギーの数値は、339kcal/100g です。
【まとめ】ドクターズダイエットドッグフードは動物病院で購入できる低品質フード
いかがでしたか。
ドクターズダイエットドッグフードは動物病院で購入できるものの、あまり品質の高いフードとはいえません。
ただ療法食ではなく、あくまでプレミアムフードという点を考えると納得できますよね。
あなたの愛犬がアレルギーなどを持っていないのであれば、一度試してみても良いかもしれません。